採用の取り組み、CM配信、業務提携などを紹介した【前編】に続き、ソルクシーズグループの2024年の10大トピックスを発表します。1位~5位を取り上げる【後編】は、最先端技術を活用したサービスや、顧客層を拡大する取り組みなど、ソルクシーズの新たなチャレンジが満載です。さっそく、5位のイー・アイ・ソルからどうぞ。
5位:イー・アイ・ソル「Outstanding Contribution Award」受賞
2024年5月に開催された「NI Connect 2024」におけるPacific(APAC)地域部門の「Outstanding Contribution Award」を受賞、といわれても、ピンとこない方もいるでしょう。アメリカのテキサス州オースティンに本社があるナショナルインスツルメンツ(NI)は、ソフトウェア接続型の自動テスト・測定システムの開発を手がける大手プロバイダです。
NI Connectは、世界中のエンジニアや業界リーダーが集まり、最新の製品やソリューションを発表するイベントで、「Outstanding Contribution Award」は、NI社のパートナーの表彰制度です。今回受賞したイー・アイ・ソルは、2000社以上のなかから優秀な企業として選出された唯一の日本企業ということになります。
イー・アイ・ソルは、2023年からADG(航空宇宙、防衛、政府)と HILS(モデルベース開発/シミュレーション)の領域に本格的に投資しており、無線技術の活用やソフトウェア開発によって新たなソリューションを立ち上げています。今回の受賞は、この取り組みとその成長が評価されたもので、今後の展開が注目されています。
4位:Fleekdrive「High Performer」連続受賞
株式会社Fleekdriveが提供する企業向けオンラインストレージ「Fleekdrive」が「ITreview Grid Award 2024 Fall」のオンラインストレージ部⾨で、「High Performer」を受賞しました。、顧客満⾜度と市場での認知度を掛け合わせたグリッドで、顧客満足度において高評価を得たサービスに与えられる賞で、「Fleekdrive」は2年連続で選出されています。
「Googleドライブ」「Dropbox」「Box」といったそうそうたるサービスのなかで、「Fleekdrive」の名前を見つけるとテンションが上がります。シンプルな操作、ファイルのバージョン履歴管理や権限設定などの機能が好評のようで、開発を担当したエンジニアはやりがいを感じているのではないでしょうか。今後も、より使いやすいサービスをめざして改善を進めていきます。
3位:ノイマンがベトナム支社開設
自動車教習所向けのソフトウェア開発、教習システム・教材開発、DX推進でトップシェアを誇るノイマンは、2024年7月にベトナム当局の認可を得て「NEUMANN VIETNAM COMPANY LIMITED」を開設しました。現地の自動車教習所向けにソフトウェア開発や販売を行う「ベトナム支社」です。
ノイマンのベトナム関連事業がスタートしたのは2015 年。アセアン・ドライビングスクール・ネットワーク合同会社を設立し、自動車教習所の運営を始めました。これをベースに、日本で開発したソフトウェアをローカライズし、ベトナムに展開。支社を基点とするソフトウェアの拡販が軌道に乗ったら、ASEAN諸国にリーチを広げようとしています。
2位:AIを活用した新サービス「CoBrain」正式リリース
ソルクシーズグループは、既に生成AIを活用した新サービスを世に送り出しています。2024年11月に正式リリースとなった「CoBrain」は、要件定義書の作成やレビューのクオリティを高められる添削サービス。文書から要求と仕様を抽出する「要件チェック」や、要件の言語化や構造化をサポートする「AIアシスト」などの機能で、品質向上と効率化を同時に実現します。
ベータ版の利用者から「対人レビューと同じ指摘があった」「精度が高い」と好評をいただいているのは、ソフトウェア開発現場のコンサルティングを手掛けるエクスモ―ションのナレッジを活用しているからです。「ソフトウェア開発人材を育てるノウハウがない」「人手不足が深刻な悩みになっている」といった企業のソリューションとなる新たなサービスは、現場のニーズに応じてバージョンアップを進めていきます。
1位:「株式会社エフ」がグループ企業に
2024年の最大のトピックスは、7月に子会社となった「株式会社エフ」です。2001年の創業以来、金融業界の市場系システム開発に特化してきた「エフ」は、フロント・ミドルシステムの要件定義から保守までをトータルに受託できるのが強みです。
システムのユーザーニーズを熟知している「エフ」と、銀行・証券・クレジットの顧客が多いソルクシーズが連携することで、コンサルティング、DX推進、専門人材によるシシステム開発など幅広いサービスをワンストップで提供できるようになります。ソルクシーズ本体はもちろん、投資信託・投資顧問会社向けのシステム開発を強みとするコアネクストなど、グループ企業同士の連携も増えていくのではないでしょうか。
以上、ソルクシーズの10大トピックスを紹介しました。記事のなかで、気になるサービスや採用の取り組みなどがあったという方は、それぞれの公式サイトをご覧ください。2025年も骨太なトピックスを発信できるよう、社員一同誠意をもってそれぞれのミッションと向き合っていきますので、どうぞよろしくお願いいたします。