ソルクシーズにとって7月は、入社して3ヵ月の研修が終わった新人たちが現場に配属される季節です。昨年までの2年間、コロナ禍対策としてテレワーク中心だった研修は、出社して受講するスタイルに戻りました。
今回お届けするのは、2022年の新人たちの研修奮闘記です。第1回は、経営学部出身のNさんと、生産工学を学ぶうちに金融システムに興味をもったというYさんの女子ペアに話を聞きました。
それぞれに、ソルクシーズを選んだ理由を問うと、「IT業界のなかで、面接の雰囲気がいちばんよかった(Nさん)」「グループ会社に父親の知り合いがいて、興味をもった(Yさん)」という答えが返ってきました。
IT業界に将来性を感じたという文系女子Nさんは、プログラミング経験はなく、まっさらな状態で研修に突入。「どんな人がいるのかな」「上司とうまくやっていけるのかな」といった不安を抱いて出社したそうです。
一方、工学に加えて「現場で役立つ経営」について学んでいたYさんには、「ソルクシーズなら金融システムを作れる」という明確な野望がありました。同期と顔を合わせた初日の印象を聞くと、「これから、ここでのし上がっていくのか」。内定が決まった後、プログラミングについて予習しており、満を持しての社会人デビューでした。
ここまでの話では、「Nさんは出遅れ」「Yさんはロケットスタート」という展開が予想されます。しかし実際は、2人ともビジネスマナー研修で苦戦したようです。
「講師の方が厳しめで、社会人としてやっていくために覚えなければならないことがいっぱいあるんだなと思いました」(Nさん)
「みっちり絞られました。挨拶は重要かと」(Yさん)
電話応対や言葉遣いについて学んだ後は、いよいよプログラミング研修。テレワークで実施された昨年との違いが最も感じられるのが、この時期でしょう。
同期とのコミュニケーションが活発になること、プログラミング経験者と未経験者、教えてくれる先輩社員が同じ場にいるため、より多くの学びを得られることが実地の集合研修の魅力です。
「プログラミング言語は見たこともなかったので、ついていくのに必死でした。最初は、できるようになれるのかと不安だらけでしたが、1ヵ月かけて基本を学んで、何とかわかるようになりました」(Nさん)
「内定後に勉強していたので、始まってからしばらくは余裕かなと思っていました。ところが、2週間ぐらい経ってから、わけがわらなくなりました」(Yさん)
ご本人いわく、「調子に乗って勉強をさぼった」とのこと。ウサギとカメのように、Yさんは逆転されてしまうのでしょうか!? この続きは、【女子ペア・後編】にて紹介します。