デジタルトランスフォーメーションという言葉が急速に浸透し、変化のスピードが加速するなかで、ソルクシーズのシステムエンジニアは何を考え、どんな思いで仕事に取り組んでいるのでしょうか。インタビュー企画の第2回は、25歳のときに派遣社員としてソルクシーズで働いていたという現正社員のAさんです。
大学時代はUNIXを学び、小規模のシステム開発企業に就職したAさんは、役割分担などをせずに何でも担当するといった仕事環境に将来性が感じられなくなり、派遣社員としてソルクシーズに転職。このときは、インターネットサービスの企業のカスタマーサポートシステムを開発していました。
そこで出会った人物が、10年後のキャリアステップにおいて大きな役割を果たすことになります。2年半ほど働いて、ソルクシーズを離れたAさんが戻ってきたのは2015年。転職のきっかけとなったのは、昔の仕事ぶりを覚えていてくれた部長でした。
「最初に担当したのは、通信系の会社のシステム開発です。オプションサービスの申し込み機能の構築などを手掛けていました。それからは、2年周期でプロジェクトが変わっており、現在携わっている建設会社のパッケージシステムは転職してから3プロジェクトめとなります」
このパッケージの導入先は、紙の書類をベースに仕事をしていた会社で、システム化によって業務効率化を図りたいというオーダーをいただいたそうです。
「定期的な点検業務をチェックリスト化して、レポート作成をスムーズにしたり、過去のリストを検索できるようにしたりして、管理コストの削減をめざしています」
最初はひとりで担当していたのですが、今年に入ってから社員が2人加わり、Aさんはプロジェクトリーダーとしてチームをまとめています。
「ソルクシーズに転職して、あらためて感じたのは、仕事の進め方や制度がしっかり整備されているということです。先々は、マネジメントよりもシステムエンジニアの教育に携わっていきたいと考えています」
プロジェクトに合流した新入社員にOJTのなかで教えたのは、基礎をしっかり身に付けることと、全体を見据えて要約することの大事さだったといいます。
「企業の業務効率が課題になっているなかで、お客様のデジタルトランスフォーメーションを支援するというソルクシーズの方向性は、納得感があります。これからは、新たな技術をいかに早く習得できるかを問われるようになるでしょう。基礎を押さえること、効率よく学ぶことがますます重要になるのではないでしょうか」
DXを導入するためには、ベースの知識・技術が重要というAさん。できる人が、よりできるようになる教育環境を作るのが将来の目標です。