サステナブルな成長に向けて、「ストックビジネス」と「SIビジネス」の両輪を展開するソルクシーズ。2021年にはコロナ禍でコンテンツが急増しているWEBセミナー、通称ウェビナーを初めて開催し、新たな顧客接点の創出にチャレンジしました
今回は、ソルクシーズが注力している取り組みを紹介したうえで、自社の強みを活かしたウェビナーのプログラムや担当者の声をレポートします。
新型コロナウイルスの感染拡大の影響により、各業界でDX(デジタルトランスフォーメーション)の重要性はますます高まりました。DXの国内市場は、2019年度の7912億円から、2030年には3.8倍の3兆425億円まで成長すると見込まれています。
ソルクシーズグループは「DX認定取得企業」として、顧客のニーズを確実に獲得するためにDX関連のソリューションを強化。金融・小売・官公庁・製造業などのお客様に対して、新たな付加価値を提供しています。
とくに案件が増加しているのは、fintech関連の領域です。2021年には、ソルクシーズのソフトウェア開発のうち60%弱を金融系が占めています。
fintechにおいては、ブロックチェーン・仮想通貨を活用したビジネスの技術協力をはじめ、金融プラットフォームの新たなプロジェクトを立ち上げました。
加えて、クレジット系の開発も強みのひとつです。キャッシュレス決済を専門とするグループ企業のアリアドネ・インターナショナル・コンサルティングとの連携を強化。新規参入事業者のコンサルティングから、既存顧客の新規導入まで、さまざまなニーズに対応可能です。
ソルクシーズグループでは、ストック型のビジネスとして、低コストの個別クレジットシステム「杯王(カップオウ)」も展開しています。
個別クレジット(=商品の購入ごとに契約するクレジット)は、従来のクレジットカードと比べると「コストが安く抑えられる」「後払い決済・スマホ決済に採用されている」といったメリットがあり、新規事業を立ち上げる企業が増えている分野。
決済手段の多様化により、クレジット関連企業が対応すべき法令やレギュレーションが急増しているという背景もあり、この分野の収益性は過去最高水準となりました。
このような状況下でソルクシーズが実施したのが、得意分野である「DX」「個別クレジット」をテーマに据えたウェビナーです。
2021年9月10日には、DX化に課題・関心をもつ経営トップや実務責任者などを対象にDXセミナーを開催。
DXの最新情報・先進事例をもとに先進企業の取り組みを検討するとともに、「新たな時代を勝ち抜くための実践アプローチ」として、キャッシュレス決済の展望、オンラインストレージ、Business Intelligenceツールの活用などについて講演しました。
ソルクシーズグループにとって初のウェビナー開催ということもあり、講演者・企画者ともに「課題は少なくなかった」と振り返っています。
参加した見込み顧客に対する営業活動へのつなぎに関しても、他社のウェビナーとの差別化によって独自性を出す工夫が重要と痛感。ウェビナーだからこその「リアル」「ライブ感」が求められるという気づきがありました。
このような課題を踏まえて、2021年11月25日にソルクシーズ本社で開催したのが、個別クレジットをテーマにしたセミナー「後払い×分割払い Next Stage」です。
アリアドネ・インターナショナル・コンサルティングの山本正行代表取締役による「新しいクレジット販売のトレンド」の講演からはじまり、個別クレジットの最新動向、杯王シリーズ、コンサルティング事例について網羅的に紹介しました。
このセミナーでは、ハイブリッド型という新たな試みにチャレンジ。Zoomでのオンライン参加者に加え、15名限定で来場参加者も募ることで「ライブ感」を演出しています。
さらに、オリジナルPVを導入するなど、受講者を飽きさせない工夫を凝らし、資料・ノベルティ・杯王オリジナルバッグなどの来場者特典を配布しました。
受講者の方からは「次回の開催時も参加させていただきたい」「コンパクトな時間で凝縮された内容で良かった」などの声をいただき、先々につながる手応えをつかんでいます。
ソルクシーズグループは、今後もさまざまなテーマのウェビナーを開催する予定です。実施決定の際には、ソルクシーズブログ連動SNSでも広報しますので、ぜひご注目ください。