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はばたけソルクシーズグループ

インフィニットコンサルティングの社員に聞いた「ITコンサルタントの仕事」【後編】

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社内SEからITコンサルタントをめざし、インフィニットコンサルティングに転職して4年。企業の基幹システムのリニューアル、DX推進、ITサービスや生成AIの導入などさまざまなコンサルティングとサポートを行う古田さんに、引き続き話を聞いていきます。

40歳を過ぎてからコンサルタントにチャレンジ。当初はお客様のニーズやオーダーの本質を理解する難しさを感じたものの、現在はひとつの企業で複数のプロジェクトを同時並行で動かしており、お客様とのリレーションも深まっています。

古田さんに自らの強みについて聞くと、「懐に入れてもらいやすいところでしょうか」。付き合いやすい、話がわかりやすいと思ってもらえるように意識してコミュニケーションを取っているそうです。

お客様に納得感と期待感がなければ、なかなか動いてもらえません。寄り添ってくれていると感じてもらえるよう、静かにわかりやすく話して納得してもらう姿勢は大事にしています

昨年の春から、自社サイトのコラムの執筆を始めました。「4年間のコンサル業務を通じて自分の中でのノウハウが増えてきたので、発信していく機会を作ったらどうか、と上司から提案されたのがきっかけです」。新しい視点を提示して世に問うという気持ちではなく、伝えたいことをわかりやすく書こうと思いながら、続けているそうです。

これまでは月に1本のペースで、「脱マクロ」「生成AI」「議事録」「スクラッチとパッケージ」「RFPの書き方」などのテーマの記事をリリース。大事にしているのは、「インフィニットコンサルティングのよさをいかに知ってもらうか」で、会社を代表して書く姿勢を貫いているといいます。

コンサルティングもコラムも、社内SEとして積んできた経験とスタンスが強みになっていると感じています

社内SEの前には営業や中古車の査定士、芸能関係の仕事などにも携わっており、異なる立場でお客様とやりとりしてきたことも、多面的に物事を見る姿勢につながっているようです。

いろいろな会社を見てきましたが、インフィニットコンサルティングの魅力は、信じてまかせてくれるところです。ここで活躍するための最大の条件は、自走できること。仕事をまかされることに喜びを感じ、自ら考えて動ける人が成果を出せる場だと思います。

コンサルタントは、名刺交換をする時から高い期待を背負います。プレッシャーや責任の重さを感じながら仕事を楽しめる人じゃないと続かないでしょう

以前に、現場と情シスの意見が合わないまま、パッケージかスクラッチかの議論が進んで、全員の納得が得られない状態で意思決定に至った苦い経験があります。正しいはずの提案をしても、お客様に納得感がなければ順調に進まない。

お客様の強い意向があっても、間違っていれば指摘しなければならない。関係者の信頼と成果の両方を負う難しい仕事を成功させるためには、お客様を本質的に理解し、粘り強くコミュニケーションを続けることが必要だと思っています

親しみやすさや空気を読む力も大事という古田さん。「どこまでやっても、満足することはないんでしょうね」といいながらも、一生続けていきたい仕事という思いは変わらず、お客様に寄り添う日々を過ごしています。

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