DXで日本のビジネスをサポート|ソルクシーズ公認ブログ

はばたけソルクシーズグループ

ソフトウェアエンジニアの育成に活用できる!エクスモーションの「EBSS」に注目

はばたけソルクシーズグループ

組込み技術に強みを持った開発技術のスペシャリストとして、自動車業界をはじめとする製造業の開発組織をサポートするエクスモーション。近年は、CASE(コネクテッド、自動運転、シェアリング、電動化)の開発支援を手掛けており、大手自動車メーカーに対して多岐にわたるサービスを提供しています。

エクスモーションのメイン事業は、ソフトウェア開発のコンサルティングですが、課題発見や解決に向けての提案で終わりではありません。顧客のプロジェクトに参画し、課題解決に導くトータルなサービスを提供。ワンストップの開発支援に加えて、オリジナルのトレーニング教材を導入した人材育成のサポートも行っています。

エクスモーションが2021年1月に立ち上げた「Eureka Box(ユーリカボックス)」は、ソフトウェア開発に携わるエンジニアに向けて、さまざまなナレッジを提供する「超実践的オンライン学習プラットフォーム」。要求仕様定義(USDM)、モデルベース開発(MBSE/MBD)、派生開発などに関する知識・ノウハウから、現場事例、実際に使われたツールまで、業務ですぐに活用できるコンテンツを揃えています。

2022年10月、「ユーリカボックス」が新たにリリースしたのは、ソフトウェアエンジニアの育成ロードマップ策定に役立つ「EBSS(Eureka Box Skill Standard)」というフレームワークです。

「EBSS」の5つのステップは、ソフトウェアエンジニアを育てたい組織がスピーディーに導入できるように設計されています。ひとつめは「現状把握」。スキルカテゴリーのメニューをチェックすることにより、それぞれのエンジニアの知識・スキルを診断します。

2つめは、「戦略」。初期診断の結果をふまえて、育成戦略を明確化し、具体的なプランに落とし込みます。3つめの「育成ロードマップ」を策定したら、対象となるエンジニアにオリエンテーションを実施。それぞれのモチベーションが上がるように伝えられれば、4つめの「学習」はスムーズに進むでしょう。

最後のステップは、「スキルアップ診断」。演習や理解度チェックによって、学習後のスキルを確認します。このプロセスを繰り返すことによって、エンジニアのスキルが上がり、組織は各人のレベルを把握することができます。

一定のレベルをクリアするごとに授与されるオープンバッジも、学習意欲の向上に寄与するでしょう。一般財団法人オープンバッジ・ネットワークが提供するデジタル証明書は、国際的な技術標準に則っており、ブロックチェーン技術によって偽造を防止した信頼性の高い技術認定です。

理解度がレベルを超えると、画面にオープンバッジが表示され、授与のお知らせメールが手元に届きます。開発組織にとっては導入・活用・マネジメントがしやすく、個人にとってはスキルアップと実力の認定を得られる仕組みは、人材不足に悩む企業の課題解決の一助となるのではないでしょうか。

「EBSS」は、「ユーリカボックス」に登録すれば、組織・個人ともに利用できます。無料会員は、初期診断のみ。5つのステップと、オープンバッジの授与は有料会員限定のサービスとなります。興味がある方は、「ユーリカボックス」よりお問合せください。

タイトルとURLをコピーしました