ソルクシーズの2022年10大トピックスを紹介するシリーズの第2回。【前編】では、「システムエンジニアの未経験採用」「キンドリルとの協業」「イー・アイ・ソルの予知保全デモシステムリリース」「いまイルモのKebbi Airとの連携」「副業・兼業制度導入」の5つのトピックスを取り上げました。
【後編】では、残る5つのトピックスについて解説していきます。
6.「N-LINE」契約数300校を達成
最初に取り上げるのは、2022年5月に達成した数字です。
ソルクシーズのグループ会社である株式会社ノイマンは、指定自動車教習所向けのオンライン学科教習ツール「N-LINE」の契約数300校を達成しました。
オンライン学科教習を実施または予定する教習所は、2022年5月時点で全国400校。N-LINEはそのうち約8割という高いシェア率を誇っています。
人気の理由のひとつは、学科教習において、業界で初めてリアルタイムでのライブ配信と録画コンテンツのオンデマンド配信の両方を行えるようにしたこと。生体認証での個人識別、教習予約、アプリでの質疑応答、実績管理といったさまざまな機能を搭載し、教習所・教習生の双方のニーズに応えています。
7.Fleekdrive「電子帳簿保存法オプション」リリース
6月には、株式会社Fleekdriveが「電子帳簿保存法オプション」をリリースしました。企業向けオンラインストレージ「Fleekdrive」は、ファイル共有・管理を効率化する多様な機能が高い評価をいただいています。
今回の「電子帳簿保存法オプション」を活用すれば、2022年1月に施行された改正電子帳簿保存法の対応で求められる5つの要件(「保存義務」「真実性の確保」「見読性の確保」「関連書類の備付」「検索性の確保」)をクリア。企業で扱うファイルをひとつのプラットフォームで管理できるようになり、分断しがちなフロントオフィスとバックオフィスをつなげることが可能です。
8.「Eureka Boxアカデミックパック」提供開始
7月には、株式会社エクスモーションがオンライン学習プラットフォーム「Eureka Boxアカデミックパック」の提供を開始しています。背景にあるのは、日本の課題となっているデジタル化の遅れと人材不足の深刻化です。
この取り組みは、ソフトウェア開発の上流工程の技術を学べる「Eureka Box」を、学校法人の学生・生徒および教職員を対象に無料で提供するものです。現役のシステムエンジニアの技術レベル向上に加えて、若年層の教育を支援していくことで、日本におけるシステムエンジニアの人材不足解消の一助となればと願っています。
9.eスポーツ関連事業「株式会社eek」設立
8月に設立した連結子会社「株式会社eek」は、eスポーツ関連事業を展開する会社です。eスポーツに特化したコンサルティング、eスポーツにおけるプロアスリートの契約・移籍交渉をサポートするエージェンシー業務など、多様なサービスを続々と立ち上げています。
10月には、eスポーツに特化したサーチ型マッチングサイト「eek(イーク)」の運営もスタート。専門性の高いeスポーツ人材やプロ選手のセカンドキャリア構築をサポートしています。
10.「WinActor」の販売・導入支援強化
さて、次はいよいよ最後の取り組みです。9月には、エヌ・ティ・ティ・コムウェア株式会社と販売代理店契約を締結しました。これを契機に、NTTグループにより開発されたRPAソリューション「WinActor」の販売・導入支援を強化しています。
お客様のDX推進のニーズに応えるために、RPAを活用した業務自動化は今や必須といってもいいでしょう。サービスの最大の魅力は、導入・運用のサポート。お客様のビジネス環境や業務プロセスに応じて、働き方改革や業務効率化を支援しています。
以上、ソルクシーズの2022年10大トピックスを紹介しました。
今後は「経営基盤の強化」「SIビジネスの競争力強化」「ストックビジネスの強化・拡大」「海外マーケットの拡大」の4つの基本戦略を中心に、事業のさらなる拡大をめざしていく方針です。2023年のソルクシーズにも、ぜひご注目ください。