積極的なコミュニケーション、学習意欲、自主性、仕事を成し遂げたいという意志、自分なりに考えた目標…。前編では、新卒採用の社員に求める要素について、情熱的に語ってくれた山岸部長は、キャリア採用の社員については違う目線で捉えているようです。
「一緒にやっていきたいという意志が感じられる人。相手の要望や質問に応えられる人。平たくいうと、会話がかみ合う人ですね。もちろん、技術があったほうがいいけれど、それをメインで求めているわけではありません」
「他の部署は、金融業界のシステム開発などの経験があったほうがいいのかもしれないけど、クラウド第一SI部は第二新卒も歓迎です。20代で、システムエンジニアの経験が3~4年でも、この仕事をやっていきたい、長く続けていきたいという気持ちがあればいいと思っています」
大事にしているのは、柔軟に考えられること。「誰かと話さなくてもプログラミングできる」「仕様はそうだとしても、自分はこう作りたい」「前職でやっていたから、いわれなくてもできる」とう意識の人は、うまくいかないそうです。
「さまざまなお客様がいて、安定性重視なので新しい技術は必要ないといわれたり、とにかく低価格でとオーダーされたりする仕事です。自分たちがどうしたいかではなく、いただいた条件に沿ってしっかり調べて、最適なプランはこれですといえる会社でありたいですね。会話がかみ合うというのは、そういうことです」
うまくいっているプロジェクト、活躍しているシステムエンジニアは、良好な人間関係を築けているという山岸部長。
「20代前半の若手なら、何でもおもしろがってやろうとする人。20代後半から30代以上のシステムエンジニアで、Javaの経験が豊富な人や、Salesforce の開発でリーダーをまかせられる人も求めています」。
共通するのは、この業界でやっていきたい、ソルクシーズで頑張りたいという思いがあることです。
最後に、「採用や人材について思うところがあれば」と水を向けると、こんな言葉が返ってきました。
「やっぱり、ものづくりが好きな人が向いていると思います。ソルクシーズは金融に強いというのはあるけど、業界に特化しているわけではないので、いろんな業種のいろんなものを作ってみたい人。いろんなチャレンジをしたい人」
IT業界でものづくりをやりたいと思って就職・転職をするのだから、その気持ちを分かち合えるような仲間がいる会社を選んでほしい。山岸部長はそういうと、照れ隠しのように、「できれば長く働ける会社がいいよね」と笑って付け加えました。