システムエンジニアといえば「忙しい」「不規則」というイメージが定番。いつもパソコンにかじりついている、コミュニケーションが得意ではないという印象も強く、独身率が高いのでは?と思っている方が多いのではないでしょうか。
ところが、株式会社ソルクシーズは、子育て中のママSEが多く、職場結婚という方もチラホラ。彼女たちは子どもができても会社から離れることなく、育児休暇と時短勤務を使ってスムーズに職場復帰しています。
システムエンジニアの結婚事情は?職場結婚はうまくいく?「ダンナがSE」のメリット・デメリットは?…尽きない疑問の答えを見つけるべく、ママSE4人の座談会を開催し、結婚・子育て体験を語っていただきました。
「なかなか出会いがなかった」「他業界の人からは仕事への理解が得にくい」。結婚相手をどうやって選びましたか?という質問にそれぞれ答えていただいたとき、全員が大きくうなずいたのは、この2つでした。
終業時間が不規則だった若い頃は、飲み会のスタートが遅くなることもしばしば。19時からといわれても集合時間に間に合わず、面倒だからわざわざ外に出会いを求めなかったという話には身を乗り出す方が多く、「他業界の友人の飲み会にいったら、“合流、即お開き”だった」という声も。
「女子のエンジニアって、地味だし消極的なのかな…」というつぶやきもありましたが、そんなにご謙遜なさらず。みなさん素敵です。
さて、いろいろお話を聞いていると、出会いがない最大の理由は「仕事熱心で、責任感が強いので、出会いの場に足を運ぶことの優先順位が低くなりがち」のようです。これは裏返すと、「仕事に対して理解しあえる人とは盛り上がる」わけです。
今のダンナさんと、おつき合いを始めたきっかけを聞くと「同期で飲みにいっているうちに盛り上がって…」「寮の仲間で話す機会が多くて、その流れで映画を観にいこうかといわれて…」「彼が転職した後、久しぶりにみんなで飲みに行こう!と」などなど、同じ職場の人同士で話しているうちに恋愛~結婚に発展したケースがほとんど。
システム業界ばかりでなく、忙しい専門職が集まる業界は「半径10メートル婚」が多くなりがちなのではないでしょうか。
ここからは、他業界の方々に申し上げます。システムエンジニアは、男女問わず「ミッション達成に対する意識が高い」「相手のニーズを考え、時間をかけてでも応えようとする」「フラットにモノを見て、論理的に話すことができる」「予算や時間、工数を考えて上手に諦めることもできる」人が多いです。
結婚相手として、いいと思いませんか?みなさん声を揃えて「出会いがない」とおっしゃっていたので、業界PRをさせていただきました。
次回は、ママSEたちの「子育て奮闘編」をお届けいたします。