拙者、フィリピン侍、日々の奉公と夏の暑さにバテ気味でござる。 常夏のフィリピンにも夏はあるのだ。(暑さのピークは5月)
さて、海外業務を行うIT武士が避けられないのはTOEICでござるな。 試験の価値には賛否両論ある*が、ある一定の知識を示すものということには間違いないな。
*「点数高くても喋れるわけじゃないよね」といった話でござるな。 拙者もその口であるが、文句を言う前にある一定の点数を取ってから申して欲しいものでござるな。
拙者は昨年末の成績が810点。 今年は通期目標として850点以上をあげているので、上期の評価の前にセブで受験をすることにした。
受験会場はSMEAG Global Education Capital Campus。 日本の会社が運営している英語スクールでTOEICの公式試験会場になっている。
SMEAG Global Education Capital Campus
日本では1ヶ月以上前に受付が締め切られてしまうが、こちらでは10日前まで受付可能とのこと、拙者は同僚と共に1ヶ月前に申込を済ませた。
申込書
申込時には写真を2枚とパスポートが必要。 受験料は2000PHP(約5400円 ※ 1円=約0.37フィリピンペソで算出。以降も同様。) 加えて、郵送料が200PHP(約540円)かかる。 申込時に郵送か学校で受け取りか聞かれたのであるが、セブの郵便事情はあまりよろしくなく、届かない不安があるとのことで受け取りを選択した。
SMEAGではスピーキングライティングテスト(4500PHP(約12100円)) も受験可能。 日本にはないスピーキングのみ(3500PHP(約9400円)もあるぞ。
試験当日、開始時刻が朝8時とのことだったので、頭に血を巡らせるために社宅から会場まで徒歩で向かう。(セブ市の中心にあるAyala Center付近から徒歩30分) 会場はCebu Capitalと呼ばれる市庁舎のそばにある。
Cebu Capital
汗だくになりながら、無事到着。 無事受付を済ませると、受付完了の印にスタンプを押された。
GREATのスタンプ
受験をする前から、褒められてしまったでござる。
消しゴムとパスポート以外の荷物を預けるように言われ、教室の入り口で金属探知機のチェックを受ける。 この徹底ぶりには拙者は驚いた。 日本では筆箱を机の上に置いたまま受験をする不届きものもいるので、ぜひ見習って欲しいものだ。 今回の受験者は日本人と韓国人の学生がほとんど。 試験のインストラクション※が全て英語以外の流れは世界共通のようであるが、違う点が3点。
※テストの指示文
・鉛筆は貸し出しのもの以外使用不可。 綺麗に削られた鉛筆を貸してくれた。
・マークシートの記入枠が丸い。真円。 これが非常に塗りつぶしにくい。 あの縦の楕円の枠にはイノベーションが込められているなと感心。
楕円が嬉しい日本の公式テキストのマークシート
・試験中に退席できる。 拙者は残り10分のところで全問の記入を終え、少し見直してみて、「これ以上見直しても結果は変わらぬ」と思い、SAMURAI顏で腕を組んでいたら、「終わったなら出てもいいよ」と言われ部屋を出ることができた。 試験官も拙者の心を読むとはあっぱれである。
こうして、拙者のTOEIC夏の陣は終わった。 結果は2週間後とのこと。
早く解き終えたのが吉と出るか、凶と出るか。 結果受領編がなかったら、いろいろと察していただきたいでござる・・・。
では、See you next time!!
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