組込みシステム技術協会が「組込み業界の発展と国内産業の競争力向上」に寄与する技術・製品・サービス・ソリューションなどを表彰する「EdgeTech+ AWARD 2022」で、株式会社エクスモーションの「EBSS～Eureka Box SkillStandard～」が優秀賞を受賞しました。
この「EBSS」は、ソフトウェア開発の上流工程技術・最新技術を学べるオンライン学習プラットフォーム「ユーリカボックス（Eureka Box）」を活用した、ソフトウェアエンジニア育成フレーム。
システム・ソフトウェア開発に必要なスキルを、ユーリカボックスの学習コンテンツと紐づけることで、ソフトウェアエンジニアのレベルアップを実現するソリューションです。
企業が成長するために、従来のモノ開発主導から「ソフトウェアファースト」の開発へと大きく舵をきることを求められる現代。リスキング（学び直し）による人材育成は、産業界にとどまらない社会的な要請といえるでしょう。
このニーズに的確に応えたソリューションであることが、今回の「EdgeTech+ AWARD 2022」受賞につながりました。
これに加えて、人材モデル・スキル標準・学習コンテンツ・オンライン学習システムの紐づけにより、管理者にとっても従業員にとってもバランスの良いソリューションになっている点も、高く評価されています。
「EBSS」では初期診断で開発メンバーの現状の知識・スキルを把握したうえで、育成戦略の検討や未来予測に応じた育成ロードマップを策定。学習完了後は再びスキル診断を行い、新しい育成戦略を検討するというスパイラルを繰り返します。
どの知識を有したエンジニアが何人必要なのか、開発メンバーそれぞれの学習の進捗状況やスキルの度合いはどの程度かが可視化されるため、企業・管理者はスキルアップのための指示を最適化することが可能です。
さらに従業員側でも、今後のキャリアを見据えて伸ばしたいスキルを検討し、能動的にスキルアップをめざせます。
「ユーリカボックス」のコンテンツは、コンサルティングファームである「エクスモーション」が、現場で何年もかけて蓄積してきたナレッジに基づくもの。
要求記述（USDM）、モデルベース開発（MBD）、システムエンジニアリング、派生開発（XDDP）といった幅広い知識・スキルを、学習者に合わせたレベルで段階的に身につけることが可能です。演習系のコンテンツも充実しており、効率よく「実践的」なスキルを獲得できるでしょう。
レベルごとの基準をクリアした際には、国際的な技術標準規格に則ったデジタル証明書「オープンバッジ」を授与。学習の成果を簡単に共有・送信・公開できるので、知識・スキルに応じた適切な評価・人財配置の実現にも役立ちます。
管理者・従業員双方のニーズにマッチした枠組みにより、企業ごとの戦略的な人材育成構築をサポートする「ユーリカボックス」と「EBSS」。スキルの初期診断は無料です。興味がある方は、公式サイトをご覧ください。
