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はばたけソルクシーズグループ

ソルクシーズグループのソリューション事例集③イー・アイ・ソル

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トンネル工事における安全確保、在宅の高齢者・障がい者の健康棄損リスク対策、工場のラインにおけるトラブル防止…。株式会社イー・アイ・ソルの状態監視/予知保全システムは、企業や自治体が抱える多様な課題を解決してきました。

全ては計測から」という言葉が示す通り、イー・アイ・ソルの強みは、IoTの技術を活用したデータ計測と状態の「見える化」です。音、振動、温度、湿度、運動量、消費電力など、課題解決に必要な数値をIoTシステムによって計測。リアルタイムで状況を監視できる環境を築き上げ、異変を検知できるようにします。

山岳トンネル工事における作業員の安全管理と省エネを目的としたプロジェクトでは、作業員車両検知、粉塵可燃性ガスなど濃度測定、各電気機器監視・制御ができるIoTシステムを構築。作業員の入坑・出抗の管理と所在確認、火災や落盤事故の予防、ガス粉塵の濃度が高いエリアの特定ができるようにしました。

最近、新たに開発した高付加価値サービスとして、状態監視/予知保全のデモシステムがあります。工場の設備等にひび割れが起こると、相当額の改修コストがかかってしまいます。これを予防しようと考えても、実際にひび割れが発生することが稀なため、信頼性の高いデータを取るのは困難です。

イー・アイ・ソルが開発したデモシステムは、実地のデータがなくても、発生に至るまでのプロセスをシミュレーションできる仕組みです。この状態になったらトラブルのリスクが高まるといった基準が明確になれば、部品の交換などによって予防することができるようになります。


■ポンプ電磁弁制御・計測ソフト(ポンプデモソフト)を使った疑似テスト動画

 

2022年2月には、株式会社日清製粉グループ本社と共同で、「検査装置および検査方法」の特許を出願。食品などの容器の開口部に蓋をするヒートシール(接着剤を使わず、熱によって接着させるフィルム)を、サーモグラフィーによって検査できるようにする技術です。

■ニュースリリース「食品容器用ヒートシール検査装置を特許出願」
https://www.ei-sol.co.jp/global-data/2022060314414578.pdf

工場のラインに設置したサーモグラフィーによる画像をチェックすると、シールの温度を色で判別できるので、不具合を検知しやすくなります。リアルタイム音源可視化、サーモカメラ計測、マルチオシロシステム、IoT状態監視システムなどの技術が、作業現場や工場などのコスト削減と業務効率化を実現する新たな方法として浸透し始めているのです。

今後のテーマは、解析の精度を高めることと、状態監視の枠を広げること。安全、品質、コストなどの課題を抱えているメーカーや建設業の方は、イー・アイ・ソルのサービスラインナップと最新ニュースにご注目ください。

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