「コミュニケーション力が重要」「人から教わる力も大事」。前編では、新卒採用で求める人材について、滝川部長に聞きました。続く後編では、中途で採用する人材に期待することを語ってもらいます。
「いわゆるキャリア採用で求めるスキルといわれれば、Web系でJavaができる人は即戦力という評価になります。セールスフォース、ダイナミクスなどのサービス開発は、ほとんどがJavaです。Web開発で、Javaをゴリゴリやっていた人はいいですね」
ただし、最も重視しているのは、即戦力として活躍できるスキルではないといいます。「やっぱり明るい人。新卒と同様に、コミュニケーション力は大事です。加えて、これまでのキャリアで自慢できるような実績がある人はいいと思いますね」。どんな仕事をしてきたか、どのように仕事を進められるかを評価するということです。
そしてもうひとつ、現在のクラウド第二SI部に足りないタイプとして「次世代のリーダー」を求めているそうです。
「プロジェクト単位で、リーダーとして活躍ができる人がほしいです。外部パートナーが中心になって動いている案件があるのですが、そういったプロジェクトに全体を推進できる社員をアサインできるといいなと思います」
今はとにかくリーダーが足りないと語る滝川部長。お客様としっかり向き合い、実現したいことや求めていることを引き出し、予算や時間軸を考慮しながらシステムに落とし込める人材です。
「さらに欲をいえば、英語ができるシステムエンジニアがいるといいんですよね。海外サービスを介在させる必要があるシステム開発があって、パートナーを頼ることも多いんです」
さまざまなプロジェクトがあり、それぞれに求められるスキルは多様ですが、コミュニケーション力と人間力重視という考え方は変わりません。
「社交的で好奇心旺盛で、学習意欲が高い人はいくらでも成長できる環境がある」という滝川部長に、システム開発経験が浅い層の採用についても聞いてみました。
「今のクラウド第二SI部で受け入れるのは、難しいかもしれないですね。どのプロジェクトも、ぎりぎりの人数でやっているので」
人を育てながら動かせるプロジェクトがあれば、トライしてみる価値はあると考えているようです。最後の質問は、ソルクシーズの採用について感じること。滝川部長の答えは明確でした。
「会社としてはもちろん、採用におけるブランドイメージづくりにも注力したいです」
活躍しているプロジェクトマネージャー、リーダー、スペシャリストの姿とキャリアステップをわかりやすく訴求するのが、ソルクシーズの採用コンセプトを伝える第一歩なのかもしれません。お忙しいなか、ありがとうございました。