「私たちのなかでは定番の『ラブクラフトレター』は、ネクロノミコンとクトゥルフがぶつかりまくりで、いつも以上に混沌としていました。あまり使われない『手札を集めて好きなように再配布する』という効果を2回使ったメンバーがいたのも印象に残っています」
何のことやらさっぱりわからない……という方が大半だと思われますが、ソルクシーズに昨年入社した新人たちが設立した「テーブルゲーム同好会」の活動報告です。
新人が作ったと聞くと、同期だけで固まって遊びたいだけのように受け取る方もいそうですが、そんなことはありません。まずは立ち上げメンバーの声に、耳を傾けてみましょう。
「昨年の新入社員がベースではあるのですが、ソルクシーズの社員に加えてグループ会社に在籍しているメンバーも多数います。年次や役職を問わず誰でも参加可能で、昼休みに集まってボードゲームを楽しむのが基本的な活動です。出席数のノルマなどは全くないので、遊びたい時に遊べると思って、気軽に参加してもらえたらうれしいです」
ゲームに興じるメンバーばかりではなく、ランチを食べながら話すのが楽しいと顔を出す社員もいるとのこと。忙しくて昼休みに行くのは難しいという声が増えたため、1～2ヵ月に1回はボードゲームカフェを借りて（毎回6時間！）社外活動を行っているそうです。
3月の社外活動に足を運んだメンバーに、現場をレポートしてもらいました。
「多くのメンバーに楽しんでもらいたいので、初めてでもすぐにルールを理解でき、短時間で決着がつくことを重視してゲームを選んでいます」。なるほど。「今回は初参加の社員がいたので、新鮮な気持ちで遊べました」。いいですね。当日の活動内容を教えてもらえますか。
「必ずといっていいほどプレイするのは、相手を陥れて潰し合う『ラブクラフトレター』。普段はあまりやりたくないことをゲーム内で存分に楽しむメンバーが多いです。…という と、ギスギスした同好会みたいですが（笑）、全員で協力してクリアをめざす『ジュリアーノ王子の貢ぎ物』も楽しいですね」
えーっと、ジュ、ジュリアーノ王子？？？
「『カタン』もプレイしました。とにかく道を延ばす人、資材の取引が上手な人、ひたすら発展をめざす人など、個性が出て非常におもしろいです。前回は…」
すみません。ゲームの話が熱くなると、話をお聞きするだけで精一杯です。実際にやってみるとみんな盛り上がるということはよくわかりました。
「そうなんです。今はまだ同好会ですが、今年の新入社員研修で『部活動紹介』をさせていただきたいです！歳が近い先輩たちと関われることをウリにしたいですね。研修期間中に、体験入部の機会を設けたらどうかという意見も出てまして、既に検討中です」
終業後にゲームを楽しむ場を作れば、それを目標にその日の業務がはかどるのではないかという声もあるなど、業績とゲームの両立を真摯に考える2年めのメンバーたち。素晴らしいではありませんか。
テーブルゲーム同好会の部活昇格を審議するみなさま、何とぞよろしくお願いいたします！
