そるくんが、ソルクシーズの公式キャラクターとして、会社が発表したニュースを、なるべく早くわかりやすくお話していくソル。
第15回は、ソルクシーズでは12月に迫った「決算」について。
決算ってよく耳にするけど、実際には何をしているの?……じつは、裏側で大量の作業が超トッキューで処理されているんだソル!
▼ソルクシーズの本決算は、年の瀬の12月
そるくんニュースまとめ第11回で、決算短信について紹介したよね。
ソルクシーズでは12月に本決算、そして3月・6月・9月に四半期決算が実施される。先月(9月)に完了した第3四半期決算については、10月後半に決算短信(速報ニュース)が公開される予定だよ。
詳しくは、ソルクシーズIRカレンダーをチェックしてみてね☆
▼「決算」二文字の裏で繰り広げられている超激務…!?
さて、9月の仮決算が終わった。ということは次はいよいよ、12月の本決算だソル。この「本決算」、じつはとーっても大変な作業らしいんだ!
ここで、本決算に必要な作業をリストアップしてみたよ。どんなものがあるのかな?
●実地棚卸
企業・店舗にある商品や在庫を物理的に調べて、実在庫と帳簿上の在庫の数を合わせる作業だよ。スーパーやコンビニ、倉庫なんかでもよく聞くよね。
●決算整理仕訳
会計科目の中でも借入金や減価償却などは、年度内に片付かず翌年度に持ち越すことが多いんだ。その処理をきちんとして、また不明瞭な科目は整理して、会計を翌年度に引き継ぐために帳簿を整える作業だよ。
●財務諸表作成
「財務諸表」は、税務署等への提出を義務づけられた各種の計算表。
・貸借対照表
・損益計算書
・株主資本等変動計算書
などがある。投資家にも注目される、大事な書類の作成だね。
●連結財務諸表作成
「連結財務諸表」は、上記「財務諸表」のグループ企業版。
親会社には、子会社やグループ企業のお金の流れを総合的にまとめた計算書を作って提出する義務があるんだ。ソルクシーズにもたくさんのグループ企業があるから、この書類の提出が必要なんだね。
「連結財務諸表」なんて、あまり聞き慣れない言葉かもしれない。けど、投資家にとってはものすごく大事なものなんだよ。
たとえば、A社の決算で「今期○億円の黒字」なんて発表されていたとする。これだけ見れば「事業が順調なのかな?」なんて考えちゃうかもしれない。
ところが、A社にはグループ企業がいくつもあって、そのうちのB社・C社は赤字!……そうした場合、グループ全体を見ると赤字の結果だった、なんてこともある。投資家にとってはグループ全体の動向を見られる連結財務諸表も、重要なんだソルね。
▼まだまだあるゾ、盛りだくさんの決算業務
本決算に必要な作業は、他にもまだあって、決算報告書の作成、役員報告、決算短信の提出、決算発表などなど……目が回りそうだソル!
さらに株主総会までの間には、計算書の提出、会計監査、取締役会による承認、株主総会招集業務などの作業も控えてるんだ。
株主総会は、一般的に決算の3ヶ月後に行われることが多い。(※会社法上、株式会社の定時株主総会は毎事業年度の終了後一定の時期に招集しなければならないものとされており、定款にてこの時期を3ヶ月以内と定めている企業が多いようです。)
「決算月から報告までにどうしてそんなに時間が空くの?」と不思議に思っていた人も、これで納得できたかも。決算の報告には、それだけの準備が必要だったんだね。
▼決算といえば3月?いえいえ、じつは…
ところで、みんなは決算って聞くと何月を思い浮かべるかな?
「えーっと、3月?」「いやいや、12月?」……いろいろなイメージを持った人がいるはず。じつは決算の時期って、法律で定められているわけじゃなく、企業が自由に決められるんだ。
ソルクシーズの場合は、会社設立月が2月なので、3月を決算月にしてしまうと設立後すぐに決算になってしまうので、12月を決算にしたとのこと。それがそのまま今まで続いているってことみたい。
年末年始の忙しさと重なって大変そうな気がするソル…。