世の男性システムエンジニアのみなさんに、今日は朗報をお伝えしたいと思います。職場結婚・同業結婚でSE夫婦になった女性たちは、総じてダンナさんに対する満足度が高いことがわかりました!
仕事と恋愛の両立編 、子育て奮闘編 と続いた株式会社ソルクシーズのママSE座談会、第3回はダンナの通信簿編。システムエンジニアらしい…と思わずつぶやいてしまった共通の評価ポイントは、こちらです。
「対応がソフト」「話すときのトーンが落ち着いている」「感情的にならない。怒らない」
自分もシステムエンジニアであるママたちの分析によると「言ってもどうにもならないことがあるのを知っている」「ムダにがんばらない。悪くいえば、ベストを追求してもそうはうまくいかないと諦めている(笑)」「なるほど、そうなんだね…と気持ちよく話を聞いてくれる(でも僕はやらないけど、という心の声が聞こえる・苦笑)」。
なるほど。家庭円満のために理想を追いすぎない姿勢は、仕事で身につけたのでしょうか。システムエンジニアは、会社でも家庭でも論理的に考え、冷静なコミュニケーションができるようです。
もうひとつ、この業界にありがちなプラスポイントは「家電の配線をはりきってやってくれる」。システムエンジニアなら、女性もこういったことには強いのでは?と思いきや、仕事から離れると興味がない方が多そうです。
「変にお金を遣わない」のも高評価。「iPhone、ゲーム、変なITグッズは買っているみたいですが(笑)」…そういう方が多い職場にいるので、そこは免疫がついて許せちゃうのでしょう。金遣いのお話で不満が出てこなかったのも、SE夫婦ならではかもしれません。
「細かいことに口を出さないけど、芯はしっかりもっている」「自由にさせてくれる」というほめ言葉は、「家電やITグッズほど興味がない」だけ…?
「ミッションが明確になると、達成意欲が高い」という声もありました。「ストレスが溜まってダンナにブチ切れたら、朝早く起きて子どもの保育園の送り迎えを快くやってくれた」。快く…かどうかはわかりませんが、奥さんが困っているのを見るとすぐに動いてくれるという話が多かったのは確かです。
採点が微妙だったのは、「嘘をつかない」「率直」。これについては、「まっすぐすぎて、ほめるのがヘタ」「ほめているつもりなのはわかるけど、ほめられている気がしない」という厳しいコメントも。
いやいや、いいじゃないですか、わかりやすくてポジティブでとフォローすると「事実は正義とは限らないと思え!」。怖い。既婚男性SEのみなさん、いや男性SEのみなさん、気をつけてください。女性SEは、想像以上にあなたの言葉や行動をチェックしており、時に評価はシビアです。
最後に。ダンナさんに点数をつけるとすると…。
「家事参加に関しては120点、生活面は50点。とにかく部屋の電気を消してくれ、と(笑)」
「子どもと私の相手をしてくれるので、不満はないです」…100点と受け取ってよいでしょうか?
「子どもと遊ぶ時間を大事にしてくれるのがいいですね。保護者会や懇談会など学校の行事にも出てくれるので助かってます。朝起きてこないことを除けば、ですけど」
いいダンナさん、いいご家庭じゃないですか!コミュニケーションがヘタ、おしゃれじゃない、モテないなどといわれがちなシステムエンジニアですが、結婚相手としてはいいセンいっているのではないかとあらためて感じた座談会でした。
ママSEのみなさん、お忙しいなか、ありがとうございました。