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ITトレンドレポート

こんなコトまで!? 進化し続ける「びっくりAI家電」カタログ【気が利く家電編】

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話しかけるだけで操作できたり、アドバイスをもらえたりするAI家電が当たり前になりつつあります。進化し続ける「びっくりAI家電」を紹介するシリーズ第2弾は、かゆいところに手が届く家電をピックアップします。

洗濯物を畳んで仕分けまでしてくれる「ランドロイド」が、開発会社の倒産で幻のAI家電となったときはがっかりしましたが、日立の「AIお洗濯」も負けず劣らず気が利く家電です。

スマートフォンのアプリから、さまざまな洗濯の仕方を選択(ダジャレではありません)することができ、迷ったときにはおすすめの洗い方を提案してくれるコンシェルジュ機能付き。

「汚れが多ければ長時間で」「水温が高いときは洗剤少なめ」「化学繊維は少ない水ですすぐ」など、AIによる微妙なチューニングで、快適な仕上がりを実現します。

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AI冷蔵庫も、夕食のメニューの提案や伝言板機能といった今までになかった付加価値がついています。

シャープの「プラズマクラスター冷蔵庫 メガフリーザーシリーズ」は、AI&IoTクラウドサービス「COCORO KITCHEN」対応。

「ウォーターオーブン ヘルシオ」「ヘルシオホットクック」と連携し、冷蔵庫の液晶画面にある「献立ナビ」からメニューを選ぶと、食材をヘルシオやホットクックに入れるだけで料理ができてしまうそうです。

「COCORO KITCHEN」に食材の購入履歴を残しておくと、冷蔵庫にある食材からメニューを提案してくれるので、「せっかく買ったのに腐らせてしまった」などということが減るのも大きなメリット。

AIが買い物やメニューの傾向を学習し、好みのメニューを勧めてくれるのはうれしいのですが、ハンバーグとカレーばかり食べてるのがバレたら、ちょっと恥ずかしいですね…。

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最後に紹介したい気が利くAI家電は、エアコンのコントローラーです。

ダイキンの「Beside」は、センサーとクラウドの情報を蓄積して「位置情報」「現在の天気」「温度」「湿度」「照度」「CO2」を分析。専用アプリを通じて快適な温度設定をしてくれるだけでなく、AIが「寒がり」「暑がり」まで学習してエアコンを自動制御してくれます。

現在使っているエアコンが2007年以降のダイキンの壁掛けタイプなら、買い替える必要はなく、「Beside」の赤外線センサーがエアコンをコントロール(他社製品も接続可能なものあり)。長く使っているエアコンをAI家電に変えてくれるというありがたいコントローラーです。

「エアコン消し忘れ検知」「帰宅検知による自動スタート」といった機能もあり、常に部屋を快適な状態に保つことができます。

操作のしやすさや便利さに加えて、個々のニーズに合った提案や設定をしてくれるのがAI家電の魅力です。

商品紹介ページを見ると、あれもこれもほしくなってしまうのですが、優先順位が難しいですね。仕事なら、「お客様にヒアリングする」「プロジェクトマネージャーの指示を仰ぐ」ところなのですが…。

「どのAI家電を買うべきか提案してくれるAI家電」って、ありましたっけ?

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