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「組込みエンジニア」特集⑥ 学生&若手、注目!経験者に聞いた「ものづくりエンジニアの魅力」

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私たちが日ごろ目にする商品・機器である、自動車、家電、携帯電話、コンビニのPOSシステム、体温計やトイレの便座といったものにまで、組込み系システムが使われています。これらを作っている「ものづくりエンジニア」は、自分の仕事にどんな魅力を感じて働いているのでしょう。

転職サイト「DODA」によると、2014年における組込み系エンジニアの平均年収は533万円。20代が402万円で、30代は528万円。40代になると、管理職が増えることもあり、675万円と大きく跳ね上がっています。職種別の平均年収ランキングでは、100職種中22位と上位にランクしており、技術と経験があれば、相応の収入が期待できます。

一方で、エンジニアは「納期が厳しい」「長時間労働」など、残業が多くて体力的に厳しい仕事というイメージで語られることが多いのも事実です。しかし、現場で働いているエンジニアや、自らもエンジニアとして働いていた経験を持つ【株式会社エクスモーション】のコンサルタントに話を聞くと、納期直前は大変だとはいいつつ、やりがいのある仕事だと口を揃えて言います。

彼らが語るものづくりエンジニアのいちばんの魅力は、「自分が作ったものが動いたときの喜び」や、「自分が作ったものが、世の中の役に立っている実感」です。

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組込み系のエンジニアが関わる業界では、世界の最先端をいく機能や、他社が出していない商品・機能に携われることがあります。こういったプロジェクトを経験すれば、世に出した新しいサービスが広がっていくのを肌で感じられたり、世の中を豊かにしている実感が持てたりします。

「この商品は自分が開発した」
「この機能は自分にしか作れない」
と胸を張れる仕事は、他にどれだけあるでしょうか。

組込み系のエンジニアに必要なのは、プログラミング言語や開発スキルはもちろんですが、何よりも“ものづくり”に対するこだわりや情熱。最近は分業化が進んでいることもあり、従来にもましてコミュニケーションスキルや、チームプレーが求められます。

この業界に興味をお持ちになり、転職したい場合、実務経験の有無が気になることと思います。しかし、組込みエンジニアの採用現場では、実務経験が求められることが圧倒的に多いものの、小規模な自動車部品メーカーや、自社開発中心の企業では、未経験採用も行っています。

【株式会社エクスモーション】のような、エンジニアが働く環境づくりをサポートするシステムコンサルティングの仕事では、エンジニア経験に加えて論理的思考力、全体を俯瞰する力などが必要になります。組込み系エンジニアの方と話すと、私たちが外から見ているよりも、クリエイティブで情熱的な方が多い世界だと実感します。

これからエンジニアをめざしたい方、システムコンサルタントの仕事に魅力を感じた方は、第1回~5回の記事も含めて、ぜひ参考にしてください。

第1回 ニッポンを支える「ものづくりエンジニア」って、結構大変!?
第2回 ものづくりエンジニアの現場を「人気急上昇の定食屋」に例えると…
第3回 生産性はホントに上がる!?「モデルベース開発」のメリットと落とし穴
第4回 古いシステムを救え!自動車業界のコンサルタント奮闘記 (前編)
第5回 古いシステムを救え!自動車業界のコンサルタント奮闘記 (後編)


【公式サイト】

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