さて、ここまで紹介してきたイー・アイ・ソルの「音源可視化装置」とは、いったいどんな見た目なのでしょうか。形状や大きさなど、想像できますか?
話を聞くと、巨大なスピーカーのようなものをイメージしてしまうのですが、実は…。
文章でどこまで表現できるか、少々不安ですが、「音源可視化装置」自体の「見える化」に挑戦してみましょう。
自動車の車室内や、工場のライン設備などで計測するとなると、非常に限られたスペースで作業をすることになります。また持ち運びも必須です。従来型に多い「据え置きタイプ」は、縦横が1~2メートルで、ホワイトボードの半分ほどの大きさ。計測する環境によっては使いづらそうです。
イー・アイ・ソルの「音源可視化装置」は、コンパクト。ビームフォーミング方式の「ハンディタイプ」は、約30cm四方・重さ3~4㎏で持ち運びにとても便利。製品版では、ジュラルミンケースにすっぽり収まってしまいます。
意外と小さいと思いませんか?
「大きなものを、離れたところから測定」
「狭いスペースに持ち運んで使用」
「音の出る瞬間を捉える」
など、対象物や目的、測りたい音の種類などによって、大きさもマイクの本数も、形状もさまざま。専門的な知識がなくても操作することができて、パソコン等に簡単につなげるのはどれも同じです。
解析作業を想定して作られているのも、イー・アイ・ソルの「音源可視化装置」の特徴のひとつです。
小型マイクを32本つけた“マイクロホンアレイ”