ソルクシーズのイメージキャラクター、「そるくん」「あんどくん」が生誕10周年を迎えました。2人が生まれたのは2014年。この年のニュースといえば、「羽生結弦さんが、フィギュアスケート男子で日本人初の金メダル」「オバマ大統領が日本訪問(3度目)」「STAP細胞は、あります!」。消費税が8%に引き上げられたのもこの年で、何だか遠い昔のようです。
「そるくん」は、ソルクシーズに親近感を抱いていただこうという目的で生まれました。ともすると、「何をやっているのか、よくわからない」「何だか難しそう」といったイメージがあるIT企業。当時は、「金融業界を中心としたシステムインテグレーション」が主力事業だったソルクシーズも、堅い会社という印象があったのではないでしょうか。
実際のところは、「IT技術で世の中を便利にしたい」「日本の企業を元気にしたい」といったピュアな思いをもって、サービスを展開しているわけです。できるだけ多くの方々に、私たちの願いや取り組みが伝わればと考え、生まれたのが「そるくん」「あんどくん」だったのです。
好奇心旺盛で勉強熱心な「そるくん」と、師匠の「あんどくん」。2人は、とても仲良しです。「そるくん」は大きな目でいろんなものを見て、わからないことを師匠に聞いています。「そるくん」も物知りですが、博識な師匠にはかないません。
「そるくん」がいつもかぶっている角帽は、「あんどくん」の住まいでもあります。おじ靴が大のお気に入りで、同じものを8足持っています。柔らかいシッポは「&」の形になっており、どんなに触っても元に戻ります。「あんどくん」も、全身が「&」になっていますが、いざというときは輪っかになって、企業とお客様をつなぎます。
「そるくん」の「そる」は、ソルクシーズの「ソル」で、「solution」の「sol」。SOLとXYZをつないだ社名には、究極の問題解決を提供していきたいという思いが込められています。
あれから、10年が経ちました。
提案書などへのワンポイントイラストとして少しずつ認知され始めた「そるくん」「あんどくん」は、当ブログの「ソルクシーズグループニュース」で会社やサービスのことを紹介したり、採用イベントに出張したり、会社のノベルティにもたびたび登場したり、と地道な活動を続けてきました。
また、新人グループワークの素材になったり、3Dプリンタで試作されるモデルとなったり、社員の中にもファンが増えてきました。「そるくんが入社の決め手(のひとつ)」と話す若手社員がいたと聞いたそるくんは大喜び。
一方、ソルクシーズのビジネス成長に目を向けると、そるくんたちが誕生した当時はスタートしたばかりだった「いまイルモ」は、介護施設でも利用されるようになり、ロボットを活用した「生活リズムアシスト いまイルモ×Kebbi Air」もリリースされています。
同じく、立ち上がって間もなかったクラウドストレージサービスは、「Fleekdrive」とサービス名を刷新し、利用者数は30万人を超えています。自動車教習所の業界シェアを高めたノイマンは、ベトナムに子会社を設立。キャッシュレス決済の専門家が揃うアリアドネ・インターナショナル・コンサルティング、eスポーツの振興と人材マッチングを支援するeek、金融向けのフロントシステム開発を強みとするエフなど、グループ企業の顔ぶれも多様化しています。
ソルクシーズ本体も、DXやクラウド、AIなど、先端技術を活用したさまざまなソリューションを提供するようになっています。スマホとガラケーの利用者が半々だった2014年には、生成AI、自動運転、テレワークなどは、想像もできませんでした。
時代は変わり、ITは進化を続けています。そんななかでも、「そるくん」は大きな目を見開いて新しい何かを発見し、「あんどくん」を質問攻めにしています。技術が変わっても、お客様に最適解を届けようとするソルクシーズの本質は変わりません。「そるくん」「あんどくん」ともども、これからもソルクシーズグループの取り組みにご注目いただければ幸いです。