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ソルクシーズで働く人々

ソルクシーズの開発組織を支える営業部門の取り組み①パートナー推進室

ソルクシーズで働く人々

金融・通信などさまざまな業界のシステム開発を受託するSI(システムインテグレーション)ビジネスと、IoTやクラウドなどの技術を活用したストックビジネス。ソルクシーズの2大事業を紹介するとなると、開発組織の話に終始しがちですが、システムエンジニアを支える営業組織も重要な役割を担っています。

今回は、「パートナー推進室」「ソリューション販売部」の取り組みを2回に分けてレポート。第1回は、顧客のシステム開発を裏で支えるパートナー推進室を紹介します。

チームを統括するOさんとメンバーのFさん、Nさんにお話をうかがいました。

2015年に創設されたパートナー推進室の役割は、ソルクシーズが受託したシステム開発案件に対して、外部のシステム開発企業のスタッフをアサインすること。

各事業部とも、社内のプロジェクトマネージャー、リーダー、システムエンジニアだけでは対応しきれない中規模~大規模の案件を数多く抱えており、協力していただけるパートナーの存在なくしてプロジェクトは進められません。

毎月、150社以上のパートナーから、総勢500名以上のシステムエンジニアやプログラマーがアサインされています。事業部からは、月あたりで15~20件の新規要員募集があり、それぞれのニーズにフィットする人材を揃えるのがパートナー推進室のミッションです。

チームを統括するOさんは、組織の立ち上げから関わっており、パートナー企業を管理するシステムの構築を推進してきました。

毎月10社ほど、新規の協力会社候補が挙がってくるのですが、パートナー契約まで漕ぎ着けられるのは1、2社ほどですね」。実績、得意領域、体制を掛け合わせると、うまく連携できそうな企業はかなり絞られてしまうそうです。

創設当初は、管理もマッチングも手作業でしたが、管理システムやRPAの導入によって、スピードもクオリティも高まっています。

それでも、システムの要件定義や仕様決定に携わったFさんによると、「まだまだ手探り」。目下の課題は、事業部との情報共有密度向上と、パートナー企業の業務履歴や評価などの「見える化」だそうです。

現在は、Fさんが日々の運用を担当し、2年前からチームに加わったNさんがシステム開発を推進しています。Nさんが視野に入れている改善ポイントは、RPAによって自動化する領域の拡大と、入力作業をWebベースにすることです。

パートナー企業に、システムエンジニアやプログラマーの更新情報をいただいているのですが、各社のメールの書き方が異なり、データベースのアップデートに手間がかかっています。Webで入力した情報を直接DBに反映させることができれば、双方の負荷が軽くなるはずです

最終的な目標は、各事業部のパートナー満足度を向上させ、全社の売上を伸ばすこと。そのためには、「パートナー企業を増やす」「事業部と推進室でパートナー評価の仕方を決める」「事業部、パートナーとのコミュニケーションの質をそれぞれ高める」など、やらなければならないことがまだまだあります。

高い塔を築き上げるような仕事です。Oさんの頭のなかにある壮大な夢を形にするには、もう少し時間がかかります」とリーダーの構想実現のために知恵を出し合っているさんとさん。事業部からのオーダーやフィードバックにも応えながら、次なる施策を模索する日々が続いています。

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