「3年間、ずっと同じことをやっていたので、行き詰まり感がありました。決められたフェーズを繰り返すだけの毎日を変えたかったんです」。
ソルクシーズのキャリア採用サイトで取材したリーダー候補5人のなかで、最も転職に賭ける思いが強かったのは、システムエンジニアとしてもっと成長できるはずという思いを秘めていたZさんだったのかもしれません。
転職先としてリストアップした5社のなかで、ソルクシーズの待遇は2番めでした。それでも、ここで働こうと決断できたのは、現在の上司である面接官の熱意が大きかったとのこと。
「人柄がすごく温かくて、ぜひ入ってほしいという熱意を感じました。他の企業にはなかった感覚です。既に3社から内定といわれていたのですが、ソルクシーズは他と違うと思い、決めました」
入社してすぐに、思ったとおりの会社だと実感したというZさん。
「それまでは、困ったときも自分で解決するしかなかったんですが、ソルクシーズはすぐに誰かが声をかけてくれます。周囲のサポートがあったからこそ、クレジットカードのシステムを開発するプロジェクトにすんなり入ることができました。
前職では銀行のシステムを担当しており、クレジットカード業界に応用できる技術はあったのですが、カードならではのノウハウや基準もあって、勉強になります。
手だけ動かしていればよかった仕事から、自分が携わっている業務の内容や意味が理解できる業務に変わり、やりがいを感じられるようになりました」
上流の検討段階から関われること、既存のシステム対応だけでなく機能追加などの新規案件を担当できることも、現在のプロジェクトの魅力だそうです。
必死で取り組んでいるうちに、リーダーとして3人の指導をまかされるようになり、チームプレーについて考える機会が増えました。
個人の力を引き出すにはどうしたらいいのか。チーム力を高めるには、何が必要なのか。お客様との交渉をスムーズに進むようにするには、どんなコミュニケーションをすればいいのか…。
プロジェクトマネジメントのスキルを高め、チームを動かせるような存在になるのが目標だそうです。
「もっと早く転職すればよかったと思います。成長を感じられないまま、同じことを繰り返していた時間がもったいなかった。若いうちに、学べる場にシフトしておけばという思いがあります。勉強しそびれて30代になると、体力的にも精神的にもチャレンジしづらくなりますよね」
入社した当時は、子どもに手がかかる時期で、急用で帰らなければならないことがありました。上司に率直に事情を話すと、業務を調整してもらえて、周囲のメンバーも「残っている仕事があったら手伝うよ」と声をかけてくれました。
人の温かさを感じられる会社で、自らの指揮でプロジェクトを動かし、メンバーの成長に貢献できるようになりたい。「3年後、あるいは5年後ぐらいですかね」。Zさんの視界にあるキャリアプランです。