システムエンジニアのみなさんにとって、「ゼネラリスト」とはどういうキャリアを指すでしょうか。多くの方が、「社内SE」「プロジェクトマネージャー」あるいは事業部長など、組織運営や経営に携わる仕事をイメージするでしょう。
ソルクシーズでも、多くのゼネラリストが活躍しています。自社の基幹システムやサーバなどのインフラ、ヘルプデスク、IT戦略を設計・運用する社内SEには文系出身者も多く、開発の知識・スキルだけでなく、業務フローやコスト効率化に関する視点も求められます。
金融系や産業系の大規模開発を受託する事業では、100人規模のプロジェクトを動かせるマネージャーが活躍。システム開発全般についてのノウハウはもちろん、外部パートナーをディレクションするスキルや、現場のメンバーに対するマネジメント力が求められる仕事です。
ソフトウェアやパッケージ開発の技術に特化したスペシャリストとは違って、顧客のビジネス理解、ヒアリング力やニーズを把握する力、売上・コスト管理のノウハウなど、多岐に渡る力が求められます。
また、ITソリューションをトータルに提案する「インフィニットコンサルティング」や、組み込みソフトウェア事業の改善をサポートする「エクスモーション 」などのソルクシーズグループ会社では、ITコンサルタントが活躍しています。
顧客企業のIT環境を評価し、業務効率化や効果的なサービス・システム導入を提案したり、開発人材の教育を支援したりする仕事です。最新のITサービスに精通しているのはもちろん、顧客の業界やビジネスモデル、経営に関する幅広い知識などが必要とされます。
ここまでが、よく耳にする「IT業界のゼネラリスト」のイメージでしょう。しかし、ソルクシーズグループで活躍する社員のなかには、これまで紹介した職種とは違う+αのキャリアを持つエンジニアがいます。
一般的な言葉を使って紹介すると、「セールスエンジニア」「サービス企画」「特定業界・サービスに精通したシステムエンジニア」と呼ばれる人たちです。
カード業界向けのクレジットソリューションやfintechなど金融業界特化のソリューションや、ファイル共有サービス「Fleekdrive」、高齢者見守りサービス「いまイルモ 」などのクラウドサービスなどを展開しているソルクシーズならではの「エンジニア+αキャリア」です。
次回のシステムエンジニア図鑑【業界・領域特化編】では、最先端の技術を用いたさまざまなサービス・ソリューションに携わるエンジニアたちについて紹介します。