採用難で多くの企業がIT人材の確保に難航している昨今、専門性の高い人材をアサインしてプロジェクトを推進できるSIerの存在があらためて見直されています。今回は、システムエンジニアとしてキャリアアップしたい人たちに向けて、SIerで働くメリットについてレポートします。
SIerのメリットとして、まず挙げられるのが、さまざまな業界・企業のプロジェクトを経験できることです。
自社サービスの開発に携わるシステムエンジニアは、担当業務も得られるスキルも限定されてしまいがちです。その点SIerは、さまざまな顧客のプロジェクトに参加することができ、学びや成長の機会が多くなります。
そのなかで幅広いシステム開発スキル、コミュニケーション能力、課題解決力、プロジェクト管理のノウハウなどが培われると同時に、汎用性の高いITスキルとニーズの高い最先端スキルを繰り返し磨くことができます。将来的に、転職・独立を視野に入れているエンジニアにとっては、総合的に経験値を高められる環境です。
また、SIerなら官公庁・銀行・医療機関・大手企業などの大規模なプロジェクトにアサインされるケースも少なくありません。先々はプロジェクトマネージャーやリーダーをめざしたいという人にとっては、多くのメンバーがアサインされる案件を経験できるのは、魅力のひとつといえるでしょう。
特定の業界や領域に強くなれるのも、SIerならではの特徴です。たとえばソルクシーズは、銀行・証券・クレジットなどのお客様が多く、いわゆる金融DXやFinTechといった業界特化の知識を身に付けることができます。
システム開発以外にクライアントとの折衝やプロジェクト管理など幅広い業務が求められるSIerには、業界未経験者・文系出身者でも挑戦しやすいという特徴もあります。
プロジェクトはチームプレー。一緒に働く先輩社員の仕事から学んだり、OJTとして新たな仕事にチャレンジさせてもらったりする機会が多く、入社して2～3年でリーダーをまかせられるようになったというエンジニアもいます。
『DX白書2021』で「日本企業では量と質の両面で人材不足が課題である」と言っているとおり、IT人材は国内全体で不足しているため、多くのSIerが未経験からチャレンジする人たちのために、学習環境を充実させています。ソルクシーズも、社員のための自学自習システム「Solxyz Academy（ソルクシーズアカデミー）」を立ち上げ、システムエンジニアのスキルアップをサポート。専門性の高い人材の育成に注力しています。
「IT系企業で営業をした経験がある」「システムの保守・運用の会社で働いていたけど、システム開発は未経験」といった人たちは、SIerでエンジニアとしての第一歩を踏み出すという道もあるでしょう。システムエンジニアの仕事に興味がある方は、ソルクシーズをはじめSIerと呼ばれる企業のキャリア採用サイトをチェックしてみてはいかがでしょうか。
