ソルクシーズの主力事業のひとつである「システムインテグレーション(SI)」。クライアントの課題解決のためのシステム開発を受託するビジネスです。クラウドサービスの浸透によって、ゼロベースのスクラッチ開発が減少する一方で、業界再編が進んでいる金融業界やセキュリティ強化が必要な通信業界、政府系機関などでは根強いニーズがあります。
加えて、昨年から急速にニーズが高まっているデジタルトランスフォーメーション(DX)は、システムインテグレーターが強みを発揮できる領域です。クラウドやCRM・MA・SFA・ERPなどのパッケージの台頭は、見方を変えればSIサービス提供企業(SIer)の打ち手が広がったともいえるでしょう。
ビジネスモデルの再構築や業務分析を行ったうえで、設計・開発・運用・保守をワンストップで請け負えるSIerは、大規模なDX案件を一手に引き受けることができます。銀行・証券・信販・通信・公共の顧客が多いソルクシーズがお客様のデジタルトランスフォーメーションに注力しようとしているのは、各業界のニーズが確実に高まっているからです。
スモールスタートを選ぶ企業が増えている今、SIサービスを利用するメリットについて、あらためて整理しておきましょう。
最大のメリットは、経験豊富なプロにまかせられること。システムエンジニアの採用が難しくなっているなかで、SIサービスを利用すれば、自社の人員を投入することなくシステム設計・開発を推進できます。
もうひとつ、メリットを挙げるとすれば、上流工程から運用・保守まで一括でまかせられることでしょう。大規模・長期のプロジェクトになればなるほど、開発経験と業界・業務の知識が豊富なプロを大量に動員できるのが魅力となります。
さて、そんなSIビジネスですが、SIerで活躍するためにはどんな技術・知識が必要なのでしょうか。
ソルクシーズのシステムエンジニアでいえば、まずはJavaやNET(C#)の技術や開発経験。加えて、JavaScript、HTMLなどによるWebアプリケーションの開発経験や、モバイル/UXの知識もニーズが高まっています。
基盤系エンジニアは、Webシステムインフラやオープン系ネットワークのプロジェクト経験がある人材が求められています。サーバ、ネットワーク、ソフトウェア、データベースなどを幅広く扱う基盤系は、OSに関するベーシックな知識があれば、入社後に経験を積んでキャリアアップすることができます。
今後、SIerで求められる技術は、IoTとAI、モバイルやUX関連、自動化・仮想化、ノーコード・ローコード、セキュリティ関連といったところでしょう。最新の技術と業界特化の知識があるシステムエンジニアは、採用市場で引く手あまたとなるはずです。
技術の話から入ってしまいましたが、システム受託開発のエンジニアにとって最も大事なスキル・素養は、「コミュニケーション力」「顧客志向」「学習意欲」です。
ソルクシーズの事業部長に、求める人物像について聞くと、「お客様の話をしっかり聞ける」「お客様に好かれる」「サービス業としての対応ができる」といった答えが返ってきます。
新しい技術が続々と登場するなかで、自らの仕事に必要な知識をいかに吸収するか。お客様のニーズを汲み取って、納得感のある提案ができるか。人間力の高いエンジニアは、お客様のビジネスや業務に対する理解が重要となるデジタルトランスフォーメーションにおいても、力を発揮できるでしょう。
ソルクシーズは、システムエンジニアの経験者採用とともに、文系出身者・開発未経験者・第2新卒者などを対象とした未経験者採用を実施しています。
「技術がなくても熱意はある」「お客様を喜ばせたい」「IT業界で本気で勝負して、将来はプロジェクトマネージャーになりたい」。そんな思いを抱くチャレンジャーを募集しています。詳しくは、キャリア採用サイトの未経験者採用特設ページをご確認ください。