「オンライン会議システム・ツールをもっと快適に、もっと楽しく活用しましょう」という趣旨で、さまざまな達人ワザを紹介する短期集中連載。
第1回の「仕事編」に続く今回は「飲み会編」です。最初に紹介したいのは、いわゆる「出オチ」。オンライン飲み会に登場した瞬間に、「何、それ!?」とウケをとる一発芸ですね。
Google meetなら、複数アカウントを活用した「分身の術」。異なるアカウントから同じ会議に参加すると、それぞれ画面が立ち上がるので、相手からは複数の画面で同じ人物の同じ仕草が見えるようになります。凝ったアカウント名を使って笑いを取るもよし、10画面を同時に出してびっくりさせるもよし。ウケるか、すべるかは、あなた次第です。
Zoomで遊ぶなら、グリーンバックです。緑のTシャツを着て、Zoomで背景を選び、グリーンスクリーンをチェックするとTシャツに背景がプリントアウトされたように見えるのです。
知る人ぞ知る機能ですが、昨春にZOZOがキャンペーンを実施したので、ドヤ顔で登場するだけでは「知ってます、それ」で終わる可能性があります。おもしろい言葉が入ったオリジナル背景画像を作成し、笑いを取るぐらいの気概が必要な達人ワザ。ウケるか、すべるかは、あなた次第です。
Zoomの無料ユーザー同士でオンライン飲み会となると、40分ごとにミーテイングを立ち上げ直さないといけないのが悩ましいのですが、12人までルームを利用できる「たくのむ」というツールを使うと、気軽に飲み会を開催できます。
Zoomと同様に、背景や顔を加工できる「Snap Camera」を利用でき(別途ダウンロード)、美肌やお化粧モードを使えるので、掃除やメイクは不要。画面共有機能を使って、画像や動画を楽しむこともできます。
「たくのむ」のメリットは、入室用のリンクをLINEで直接送信できることと、時間設定ができることです。いつ終わるかわからず、かといってそそくさと抜けられず…という不毛な時間を味わうことなく、予定を決めてスマートに終われるのは魅力です。
最後に、オンライン会議ツールの機能を活用したリアルとは違う遊び方を紹介しましょう。
ZoomやG Suiteの有料ユーザーであれば、アンケート機能が使えます。5人でオンライン飲み会を実施するとすれば、「4人がイエス、1人だけノーと答えるアンケートの設問を作ってみよう」というゲームです。
イエスとノーの数ごとにポイントを決めて勝者を決めるもよし、ひとりだけノーが出たときに4人でツッコミを入れるもよし。盛り上がるか、微妙な空気になるかは、あなた次第です。
以上、「オンライン会議ツールの達人ワザまとめ」を2回にわたって紹介しました。使えそうなワザ、ありました?お手元の投票ボタンで…。