最新の情報を追いかけるシステムエンジニアのみなさんは、日頃どんなツールを使って情報収集しているのでしょうか。ソルクシーズのSEに、おすすめのメディア・アプリを聞いてみました。
「Qiita」「WIRED」「ASCII」「CodeZine」「Doorkeeper」「connpass」「SmartNews」「GIGAZIN」…。IT技術関連、新製品情報から一般ニュースまで、情報収集に余念のない方々だけに、次から次へとメディアの名前が出てきます。
「技術者が情報を公開するブログのようなメディアで、一方向ではなく、さまざまな視点が集まっているところに価値がある(Aさん)」「他人が書いた情報を、新しい情報に上書きできることができるのがおもしろい。編集できるブログ(Bさん)」と評価が高かったのが「Qiita」。
毎日チェックするというよりは、特定のテーマを掘り下げたいときに使うという声が多かったメディアです。未来の技術に関する記事や、最新の研究紹介などのコンテンツが充実している「WIRED」もまた、じっくり読み込むメディアというポジションでした。
一方、日々の情報収集や最新ニュースのチェックで活用されているのは、「SmartNews」「GIGAZIN」。興味ある記事が多いメディアに登録して、毎日気になる見出しを拾って読むというCさんは、IT系のセミナーや勉強会に足を運ぶ機会が多いことから「Doorkeeper」「connpass」にも目を通しているとのこと。
スマートフォンのデザイン関連の仕事が多いAさんは、テクノロジー関連のニュースメディアに加えて「Pinterest」も購読。IT系とクリエイティブ系のメディアを中心に記事をピックアップしているそうです。
キュレーションサイト(テーマごとのまとめサイト)が続々と立ち上がるなか、新しいメディアはチェックするかという問いに対しては、「ひととおりラインナップを確認する」派と、「見るサイトを絞っているので読まない」という声が半々。
「最近は、『SmartNews』『グノシー』などが、さまざまなメディアに掲載されたテクノロジー関連の記事を集約しているので、そこだけ見て終わりにすることもある」「Google Nowに自動表示されるコンテンツを読む機会が増えた」という声もありました。
「仕事のための情報収集なのか、趣味なのかわからなくなることがある(Bさん)」「将来的には役立つかもしれないけれど、そんなことよりも興味があるから読んでいるだけ(Aさん)」という声に、うなずく人が多いのはシステムエンジニアならでは。
定番の「ITmedia」なども押さえている方もいて、日々相当数のメディアに目を通しているようです。システムやテクノロジー関連のおもしろいサイトを知りたいという方は、ぜひ参考にしてみてください。