「システムエンジニアになりたくても、実務経験がなければ転職するのは難しいのでは?」。そんな悩みを抱えている方が、多いのではないでしょうか。ソルクシーズのキャリア採用も、システムエンジニアとして働いてきた経験者の採用がメインなのですが、昨年から未経験者採用をスタートさせています。
システム開発の経験がなくても、エンジニアとして働きたいという熱意と、コミュニケーション力や学習意欲などがあれば活躍できる仕事です。
今回は、未経験からソルクシーズに入社したOさんにインタビュー。システムエンジニアになりたいと思ったきっかけから、現場で開発に携わるようになるまでのストーリーを紹介します。
「大学は経済学部だったのですが、就職活動が始まってからは、システムエンジニアとして開発の仕事をすると決めていました。若いうちに経験を積みたかったので、大企業ではなく、専門性がある小さな会社を選びました」
システムエンジニアとして、順調にキャリアを積めるはずだったOさんの未来は、コロナウイルスの感染拡大で変わってしまいました。開発がストップするプロジェクトが相次ぎ、社内待機となった時期もあったそうです。
「入社して1年半で関わった仕事は、固定資産税とネットプリントサービスのシステム運用だけでした。今、システム開発を経験していないと、将来が難しくなると思いました。転職しようと決意したのは、昨年の秋です。求人情報サイトを見て、開発未経験でも採用してくれる会社があるのか、探すところから始めました。
とにかく開発をやりたかったんです。給与や働き方も気にはなったのですが、こだわったのは仕事内容です。入社したら運用の仕事がメインになりそうな会社は避けようと思っていました」
ソルクシーズに決めた最大の理由は、応募してからの人事担当のサポートがスピーディーで手厚かったこと。さまざまな経験ができそうと思えたのも、決め手になったといいます。
「ソルクシーズの企業サイトと採用サイトは、面接の前に読みこなしました。金融業界だけでも、証券やクレジットなど幅広い領域でサービスを提供しており、取引先一覧に興味がある企業の名前があったのも惹かれた理由のひとつですね」
この会社でがんばろうと決断したのは、12月。入社は2月で、2ヵ月の研修を受けてから現場に配属されることになります。Oさんは、学生時代からやりたかった仕事を手に入れることができるのでしょうか。【後編】では、研修から現在までの足跡をレポートします。