未経験からシステムエンジニアをめざすなら、まずはプログラミングの学習ツールを利用して基礎的な知識・技術を身につけるのが近道です。そこで今回は「独学はハードルが高く感じられる」と不安な方に向けて、初心者におすすめの学習ツールを紹介します。
それぞれ学ぶスタイルが異なるため、自分にぴったりな学習ツールを選びましょう。知識や技術をスムーズに習得できれば、モチベーションも高まるはず。着実にプログラミングの知識・技術を身に付けて、システムエンジニアとしての第1歩を踏み出してください。
①Progate
「Progate」は100以上の国で利用され、230万人以上のユーザー数を誇るプログラミング学習ツールです。学習できる言語は、HTML&CSS、JavaScript、jQuery、Java、PHP、Python、Ruby、Swiftなど多岐にわたります。
基礎については、大事なポイントがひと目でわかるスライドで学べます。イラストが豊富なので、初心者にもわかりやすく、インプット学習の後は実際に手を動かしながら自分のものにしていくことができます。
②ドットインストール
「ドットインストール」は、3分の短い解説動画を活用してプログラミングの学習を進められるツールです。動画はスマホでも閲覧できるため、スキマ時間を活用してさくさくと学びたい人に向いています。
トータル466本という豊富なレッスンが取り揃えられており、6979本の動画で幅広い領域の知識・スキルを網羅できます。アウトプットしながら学習できる講座があるのも特徴のひとつです。
ただし、このツールは学ぶ前に環境構築が必要であり、ポイント解説が必要最低限に留まっているため、初心者向けのツールで基礎を押さえてから活用するとスムーズに学べるでしょう。
③Udemy
「Udemy」は講師と受講者をオンラインでつなぐCtoCプラットフォーム。世界中の講師が180,000以上の講座を提供しており、さまざまな言語を学習できます。
月額制ではなく買い取り制を採用しており、学習した分だけ支払えばいいのでムダがありません。教材となる動画は、一度購入すれば何度でも視聴できるため、繰り返しチェックすれば自分のペースで知識の定着を図れます。
④CODEPREP
「CODEPREP」はプログラミング言語の基礎をインプットした後、穴埋め問題を解いていく実践形式の学習ツールです。手を動かすので覚えやすく、反復学習にも向いています。
解説のわかりやすさに加えて、利用者が共有できるディスカッションボードで質問をし合ったりヒントを探したりできるのも魅力です。環境構築の必要がなく、完全無料で利用できるので、お試しで使ってみてはいかがでしょうか。
⑤CodeMonkey
「CodeMonkey」は、ゲームで遊びながらプログラミングを学べるプログラムです。ゲームは、キャラクターをプログラミングで動かすというシンプルなもの。海外の小学校でも導入されている学習教材で、プログラミング学習のスタートに最適です。
学習できる言語は初心者向きのプログラミング言語「Coffee Script」で、学んでおくとJava Scriptへのステップアップがスムーズになります。
- 特別編:ソルクシーズアカデミー
最後に、ソルクシーズが社員向けに構築した学習プログラム「ソルクシーズアカデミー」も紹介します。新入社員や中途入社のメンバーの導入研修にも活用されており、システムエンジニアに必要な知識・技術を実践的な教材で学べます。
基礎知識が習得できるJava学習コースをはじめ、RPA学習コース、Salesforce学習コース、AWSクラウドコース、Azureクラウドコースなど、開発者がすぐに現場で使えるメニューが充実。文系出身の新人や、開発未経験からシステムエンジニアをめざす転職者が早期に活躍できるよう、随時プログラムをバージョンアップさせています。
以上、未経験からシステムエンジニアをめざす人にチャレンジしてほしい学習ツール5+1を紹介しました。
ソルクシーズでは、10月から未経験者採用を始めています。「実務経験はないけど、システムエンジニアになりたい」という方は、キャリア採用サイトの未経験採用特設ページをぜひご覧ください。