ソルクシーズのキャリア採用サイトで紹介した5人のリーダー候補に、さらなる本音を語ってもらうこのシリーズも、最終回となりました。5人めは、福岡のシステム開発会社で働いていた女性のシステムエンジニアです。
流通、テレビ局、医療などさまざまな業界のシステムの携わっているうちに、「このままでいいのか」という不安が膨らんできたと語るJさん。最大の理由は、「お客様の体温が感じられなかったこと」だそうです。
「仕事がどんどん降りてきて、ただひたすらこなしている間はよかったのですが、当時は自分の仕事が誰にどう使われるものなのか、わかってなかったんです。お客様の満足度や、実際の使用感はどうなんだろうと思うようになって」
心に宿っていた漠然とした思いが、転職しようという決意に変わったのは、東京に出張した時でした。
「初めて、お客様と密に接する仕事だったんです。今の会社を辞めて、どうせやるなら東京に出てみようと思いました」
5社ほど候補に挙げて、知人の紹介があったソルクシーズの面接を最初に受け、すぐに入社となりました。
「給与も重視したのですが、そこにいる人たちと雰囲気がよかったのがいちばんですね。面接で話したとき、優しそう、話しやすそう、接しやすそうと感じました。いくつかの会社を検討していたのですが、面接を受けたのはソルクシーズだけでした」
4つのプロジェクトを経験していくなかで、フレンドリーで話しやすい会社というイメージがますます強くなったとのこと。
以前の職場より、お客様との距離も縮まったのもよかったのですが、同時に「知識・技術を高めたい」「もっと上流の仕事をしたい」という思いも強くなってきました。
「設計や仕様まわりなど、もっとお客様の近くで仕事したいんです。先々はプロジェクトマネージャーになりたいんですけど、その前に上流の経験を積みたいですね。お客様との接し方や、話の運び方も学びたいと思っています。それによって、提案の仕方や相談内容がかなり変わってくるので」
人に恵まれたから、職場環境がよかったからやってこられたシステムエンジニアとしての10年。
福岡にいた頃とは仕事が変わったといえるようになるまでに、もう少し時間が必要ですが、お客様が見える場所で働けているという実感があり、自分の将来に期待できるようになりました。
「少しでも違う景色を見たかった。東京に出てきてよかったと思います」。
知識と技術があれば、どこでもやっていけるという自信は、転職を経験しなければ得られなかったのかもしれません。