ソルクシーズのグループ企業にて、2人の新社長が誕生しました!
株式会社エフ・エフ・ソルの菅野英彦社長と、株式会社コアネクストの増田博安社長です。経営のトップとして自社をどういう方向に導こうとしているのか、会社をどう変えようとしているのか。社長になってくれといわれたとき、どう受け止めたのか…。
新社長の本音に迫るインタビュー企画の第1回は、菅野社長にご登場いただきます。
IT系のメーカーから、銀行系のソフトウェアを開発する会社に転職し、前任の青柳社長に誘われてエフ・エフ・ソルの創業に加わった菅野社長。
「金融業界のシステム開発を得意とするソルクシーズですが、銀行の案件については当時さほどやっていなかったんです。エフ・エフ・ソルは、銀行のシステム開発をメインとする会社として立ち上げました」。
汎用系・勘定系のシステム開発を上流工程から手掛けるスペシャリストとして実績を積み重ね、今年で17年めを迎えました。
「仮想通貨やキャッシュレスのシステムなどが話題になっているように、金融業界にはドラスティックな変革が起ころうとしています。このたびの社長交代は、そろそろ次世代にバトンタッチして、新しい発想でエフ・エフ・ソルを考えていく時期が来たという判断だったのでしょう」
青柳前社長を中心に築き上げてきたエフ・エフ・ソルの強みは、銀行業務に精通したシステムエンジニアを数多く抱えていることと、豊富なプロジェクト経験です。
「大手は、細かい業務を知らないエンジニアが多く、上流工程に携われる人材も限られています」。さまざまな銀行のシステムをゼロから創り上げてきた経験が、新しいサービスの構築においてもアドバンテージになり得ると考えているそうです。
「注目している新領域は、仮想通貨関係の基盤づくりやアプリケーション開発と、銀行におけるオープンAPIですね。コアビジネスとして大事にしなければならない領域を守りつつ、強みを活かして新たな柱を作りたいと考えています」
それぞれの顔が見えるのが、44人という小規模の会社のよさで、プロジェクトの打ち上げなどで上下関係を超えて語り合う機会も多いとのこと。
「こんな時代なので、社員には新しいことに貪欲に取り組み、技術や知識を吸収してほしいと思っています」。
ギターが趣味で、今でも新しいレパートリーにチャレンジしているという新社長の下で、エフ・エフ・ソルがどんな新機軸を打ち出すかに注目したいと思います。