イメージ通り、独身が多いシステムエンジニア。「就業構造基本調査」を分析したネットマーケティング社によると、「専門的・技術的職業従事者」は男女とも未婚率が高く、不定休や長時間労働が多い仕事ほど「おひとりさま」が増える傾向にあるそうです。
「結婚なんてまだまだ、、、」という方はよいとして、結婚したいのにどうもうまくいかない…という方は、突破口がほしいですよね。
独身のシステムエンジニアの方と話すと、多くの方から出てくる共通ワードは「自信がない」「時間がない」、そして「出会いがない」。そんなみなさんに、僭越ながら婚活のノウハウを紹介させていただきます。
最初に申し上げたいのは、「多くのシステムエンジニアは、理想的な結婚相手である」ということです。顧客のニーズに全力で応えるのがデフォルトで、スケジュールや納期に対する意識が高く、頼まれると多少ムリめでもイヤといわない習慣が身に付いています。
仕事が忙しいので浮気する暇などなく、ゲームやアップル製品などに多少凝るぐらいで車やファッションなどにお金を遣いません。男性の場合は、「私と仕事、どっちが大事!?」などといわれると困りますが、世の女性はそんなことをいう方ばかりではないので、言われてしまったら笑ってスルーしましょう。
まずは、「自分はそんなに悪くない」というぐらいの自信を持つことが大事です。
「そういわれても、自信は持てない」と困惑される方が多いでしょう。足りないのは、場数です。まずは、異性の友人を作ることから始めてみましょう。
婚活というと、パッと思い浮かぶのが、結婚相談所やネット婚活ですが、これらのサービスをいきなり使うのは危険です。素振りもしていないのに打席に立てば、イチローでもクリーンヒットは難しいもの。
何とか相手を見つけなくては…と余裕がない状態でコミュニケーションすると、失敗したときに必要以上にストレスが溜まり、結婚からますます遠ざかってしまいます。
おすすめは、趣味を通じたコミュニティやオフ会です。好きなことなら焦らず続けられ、肩の力が抜けたやりとりを愉しめます。こういう場では、くれぐれも、ご自分の好みをしゃべりすぎないようにしてください。相手のニーズを聞いて、適切なソリューションを提案するのは普段の仕事で慣れているはずです。
話を聞いてもらえて、知りたかったことを教えてくれる人には、大抵の方が好感を持ってくれるものです。自然に心の距離が近くなり、お互いに気に入れば最高ですが、ここで恋愛に発展しなくてもいいのです。気さくに話せる友人が普段からいれば、いざ婚活という際に「初対面の異性とどう話せばいいか…」と緊張せずに済むのですから。
システムエンジニアが男女問わず未婚率が高いのであれば、社内に目を向けるのもいいと思います。勉強会、部活、飲み会など、何らかの機会を作って話をするところから始めましょう。
他部署のメンバーに対する理解が深まるのは、それだけでもプラスです。仕事の大変さを理解し合える同士なら、結婚してもお子さんができても協力し合える可能性大です!
以前から、女性エンジニアに話を聞く機会が多いのですが、仕事と育児を両立させている方は、社内結婚や同職種結婚が少なくありません。
物事の善し悪しをロジカルに考えることができ、合理的・効率的に課題を解決しようとするシステムエンジニアのコンビは、家事や子育ての役割分担もスムーズにいくケースが多いようです。
趣味の話、仕事の話…自信がない方、出会いがない方は、積極的に時間を作りたくなる交流の場を持つことから、婚活トレーニングをスタートさせてみてはいかかでしょうか。え?「そんな時間はない」?それをいわれると…。