実は多様なシステムエンジニアの仕事について、「定型か、非定型か」「チームプレーか、個人作業か」という観点で、ソルクシーズグループの社員のみなさんにセルフチェックしていただきました。
第1回の【ベテランSE編】に続く第2弾は、企画業務を担当しているおふたりです。
システムエンジニアの仕事や会社紹介ブログを担当している元SEのWさんと、部門のIT担当者に始まり、研修会社のアシスタント等の経歴を経て、現在はeラーニングサービスの企画・営業担当をしているKさん。
システムエンジニアのキャリアやライフスタイルをテーマに情報発信をする「個人向け」の仕事と、eラーニング導入を検討する「法人・教育機関向け」の仕事では、業務のタイプが大きく異なるようです。
Wさん=仕事の半分は、個人で完結する情報収集とコンテンツのプランニング
「人と&定型」 25%→メール、電話など
「人と&非定型」 5%→打ち合わせ、社内調整など
「ひとり&定型」 20%→資料作成など
「ひとり&非定型」50%→自社、IT企業、SE関連の情報収集、コンテンツ企画
Kさん=顧客や開発担当者と関わる仕事が多く、コミュニケーションが7割
「人と&定型」 28%→テレアポ、営業訪問、契約・請求、運用サポートなど
「人と&非定型」 40%→コンテンツ構成、新機能打ち合わせ、クレーム対応など
「ひとり&定型」 10%→経費申請、伝票整理、コンテンツのデータ作成など
「ひとり&非定型」22%→販促資料作成、マーケティング、売上予測、投資計画など
ブログのコンテンツ設計がメイン業務のWさんは、仕事の7割が個人作業であるのに対して、見込み顧客に対するアプローチや既存顧客対応も抱えるKさんは、チームプレーやコミュニケーションを伴う業務が7割。
同じプランニング業務でも、Kさんのほうはeラーニングのシステム開発・改善がメインで、システムエンジニアと連携して進める仕事が大半を占めています。
コミュニケーションに長けた人、企業にサービスを勧める仕事に情熱を傾けられる人は、営業に転身するという道があります。自社やマーケットのデータを基にサイト利用者を増やす仕事に魅力を感じられる人は、サイトプロデュースやコンテンツ企画に向いているかもしれません。
それぞれ、ITサービス関連の営業やサイトづくりを担当することになれば、システムエンジニアの経験が活きるでしょう。SEとして技術を極める道ではなく、キャリアチェンジの可能性を考えている人は、自分の得意なことや好きなことを整理してみると、新たな道が見えてくるのではないでしょうか。
次回の「システムエンジニアのお仕事セルフチェック」は、管理職編です。