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ITエンジニアのお仕事&キャリア

ソルクシーズの管理職28人に聞きました!「システムエンジニアに向いてるのはどんなタイプ?」

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「IT業界で働きたい」「システムエンジニアとして活躍したい」と思いつつ、「そもそも自分はこの仕事に向いているのか」と不安を感じている人もいるでしょう。就活中の学生のみなさんや未経験者なら、「ずっと文系」「数字が苦手」は気になるポイント。保守・運用や営業の仕事をしてきた人たちのなかには、スムーズに技術を習得できる自信がないという人もいるのではないでしょうか。

今回は、ソルクシーズの管理職に、「システムエンジニアに向いているタイプ・向いていないタイプ」について調査してみました。最初に「最も必要な力」について聞いてみると、「コミュニケーション力」が39%、「自発性」が25%、「向上心」が18%となっています。

もしかすると、技術よりも大事なことがあるのかもしれません。さっそく、それぞれのコメントに目を通してみましょう。コミュニケーションといっても、単純に話が上手とか、人付き合いがうまいということではなさそうです。

「まとまったアウトプット(プログラムに限らず、文章や音楽など何でも)と、そのために必要な準備や練習もひっくるめて好きな人」
「物事・要求に対し、表現・具現化できる人」
「ユーザや他社メンバーなど、さまざまな立場の人と関わることができる」
「作業に対する自分の考えを説明できる」
「コミュニケーションを苦に思わないタイプ」
「人と話すことが好きで、何事にも能動的で積極的」
「相手が求めているものを理解しようとする姿勢」

なるほど。コミュニケーションのスキルそのものより、表現力や積極性、他者に対する理解力がより評価されています。「間違っているかも…と怖れない」「はっきり伝えられる」といった声もありました。話すのが得意なだけでなく、「聞く力(話を引き出す力)」がある人も向いているようです。

「自発性」についても、具体的なコメントを確認しておきましょう。こちらも、積極的というだけでなく、行動力も必要とされています。

「自分で考え行動し、要件変更や問題に対して柔軟に対応できる」
「知らないことでも興味をもって自分で調べることが苦ではない」
「面倒な作業を楽に行える方法を常に考えて行動する」
「提案型の行動・思考ができる」
「ストレスを溜め込まず、問題解決に向かって進める」

適性が高い人の条件として、「向上心」を挙げている人は、「好奇心旺盛」「学習意欲」「想像力」といった言葉を使っています。

「知らないことに挑戦するのが好きな人」
「新しい技術を追求、吸収できる人」
「学習意欲、環境変化の耐性が高い人」
「常に周囲にアンテナを張っている人」

これらに加えて、「想像力。なぜそうなのかを考えられる」「場数を踏んで、経験したことを次に活かせる人」といった声もありました。ビジネスモデルの変化や技術革新のスピードが速い業界だけに、新しい情報を貪欲に取りにいこうとする人と前例や常識にとらわれる人では、成長力が大きく変わってきます。

上位3つに入らなかった「向いている人の条件」として、「環境の変化に強い」「先を見越して仕事ができる」「責任感が強い」「論理的に物事を捉えて整理できる」「個人でできることは限界があるので、協調性は必要」といったことが挙がっています。

いかがでしょうか。技術力勝負と思われがちなシステムエンジニアですが、プロジェクトの経験豊富な管理職のみなさんは、人間力が重要といっています。「文系・理系は関係ない」という言葉を聞くと、モチベーションが高まる人も多いでしょう。

今回の調査で出た「システムエンジニアに向かないタイプ」も紹介しましょう。

「アウトプットが苦手」「他人の話を聞けない」「感情が表に出る」「諦めが早くて頑固」「思い込みが激しい」「自分のやり方や考えに固執する」といったあたりは、「コミュニケーションに消極的で、人と関わりながら改善していこうという意識が低い」という言葉でまとめられそうです。

向上心に関するコメントをピックアップすると、「与えられた通りにやろうとする」「考えずに作業する」「指示を待つ」「顧客の要望を不可能で終わらせてしまう」。学習意欲が低い人も、成長しないと考えられており、「IT技術への関心が低い」「工夫しない」タイプは向いていないと思われています。

これらに加えて、複数の声が挙がったのは「失敗を悔やむ」「考え込む」「ストレスをひとりで溜め込んでしまう」ような内向的な人と、論理的に考えるのが苦手な人、全体を俯瞰しようとしない人です。目の前にある課題を広い視野で捉え、どうしたら実現できるかとポジティブに考えて、周囲に発信していこうとする人は、経験を積めば積むほどSEという仕事を面白いと思えるのではないでしょうか。

向上心と学習意欲が高く、コミュニケーションを通じて物事をよくしていこうとするマインドがあれば、技術は自ずと磨かれるということですね。これを読んで勇気がわいた方は、その勢いでソルクシーズの採用情報もご確認ください。

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