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ITトレンドレポート

今や6300万アカウント!noteでできること・バズってること

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これを読んでいる方の中にも、noteを利用して記事やレポート、イラストなどを発表している人がいるのではないでしょうか。2014年4月に株式会社ピースオブケイク(現・note株式会社)が始めたサービスで、コンセプトは「だれもが自分の『メディア』を簡単に作ることができる、プラットフォーム」。

ここ数年で急速に利用者数が増え、2020年6月の会員登録者数は260万人に達し、サイトを訪れる月間アクディブユーザーが6300万を超えています。

noteでできることは至ってシンプルで、文章や写真、イラストなどを記事にして発表すること。アカウントを作成してプロフィールを設定したら、あとは発信したいことを書いて公開するだけです。

ここまで読んで、「ブログとどう違うの?」と思う人もいるでしょう。自分のページをもって記事を配信するのは、ブログと同じです。違いは、手軽さと発信力。

具体的に、ブログでできないこと、ブログと違ってやらなくてもいいことを紹介すると、noteが人気になった理由がわかるのではないかと思います。

ブログの場合は、プロバイダーでアカウントを取得したら、ページ構成、カテゴリー、記事ページの仕様などを自分で決めなければなりません。ただ作るだけでは読者が集まらないので、検索エンジン対策(SEO)やSNSでの告知など、読んでもらうための作業を続ける必要があります。

コンテンツを有料にしようと思うと、決済システムを組み込んでリンクを貼るなど、それなりのパワーがかかります。

一方、noteはテンプレートが決まっているので、レイアウトの設定が不要で、画像をアップロードしたり掲載するメニューを指定したりするだけでOK。簡単な設定で、有料記事にすることもできます。

記事を書いたら、FacebookやTwitterなどで告知するだけ。手間をかけずに続けられるのが魅力です。

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自分でPRを頑張らなくてもnoteで発表したさまざまな記事が読まれるのは、note編集部の「クリエイター支援システム」があるからです。

note編集部のメンバーが、配信された膨大な記事をすべてチェックし、おすすめをピックアップ。人気のコンテンツは提携パートナーの新聞社や出版社に紹介され、書籍化が実現することがあります。

ハンドメイド作家やショップオーナーの販売を支援する「note for shopping」、自らが創った商品を売るための「ストア機能」もあり、多くの作家やクリエイターがnoteに軸足を置いて表現活動を続けています。

noteで連載していた小説が文庫として発売された『金沢 洋食屋ななかまど物語』、載せてくれる雑誌がなかった原稿がバズった『つけびの村 噂が5人を殺したのか?』など、note発の書籍も数多く出版されており、ビジネス書や「おにぎり」「家ごはん」などの料理本もさまざまな形で世に出ています。

note編集部が発信している「創作活動でもっとも大事なこと」は、「創作を楽しみ続ける」「ずっと発表し続ける」。伝えたいことを自分のペースで配信し続けているうちに、ページビューやファンやお金がついてくることがあるというわけです。

料理が得意、釣りが好き、阪神の試合は全部見てる、好きな漫画について語りたい…誰かに聞いてほしいことがある人は、チャレンジしてみてはいかがでしょうか。思い立ったら、すぐに始められます。

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