これを読んでいるみなさん、もしかして、自宅で仕事中ですか?オンライン会議は「Skype」「Zoom」「Teams」、あるいは「Google Meet」?
相手のPCを操作できたり、背景ぼかしができたりするのが「Teams」の特徴で、「Zoom」は、発言アピールできる「挙手機能がいい」という声が聞こえてきました。
「Google Meet」は、カレンダーから簡単に会議を始められるのが魅力で、5月からは個人のGoogleアカウントからでも無料で使えるようになりました。録画・録音データをドライブに保存できるので、Googleのヘビーユーザーにとっては快適でしょう。
プロジェクトメンバー同士や外部スタッフとのコミュニケーションで使うクラウドサービスなら、「Chatwork」か「Slack」か。他社アプリと連携させるなら「Slack」、「Chatwork」はシンプルな操作とタスク管理併用が強みです。
ふと気が付けば、テレワーク・リモートワークを効率化するツールが一気に増えた気がします。
会議やコミュニケーションもさることながら、テレワーク推進の課題のひとつとして「情報漏洩防止」があります。
最近、利用する企業が増えているのは「リモートアクセスツール」。簡単にいうと、「会社のPCに外から入ることができて、作業内容はすべて会社のPCに保存されるツール」です。
企業のサーバーの作業領域と同じように構築された仮想デスクトップに、社外のPCからログインして利用する「仮想デスクトップ方式」は「Citrix Virtual Apps and Desktop」「VMweare Horizon 7」。
オフィスにあるPCのデスクトップを、外部のパソコンやタブレットから遠隔操作できるリモートデスクトップなら、「Magic Connect」「Splashtop Business」などがあります。
ファイル共有サービスでは、シンプルで手軽に使える「Dropbox」「Google Drive」が有名ですが、セキュリティやモバイルワークにこだわるなら「Fleekdrive」がおすすめです。
撮影した画像のモバイル高速アップロードや高速送信や、タブレットの手書き機能を活用すれば、PCを立ち上げずに仕事を進めることができます。
タスク管理ツールは、付箋を貼っていく要領で業務を可視化できる「Trello」や、タスク一覧とガントチャートを連携させて使える「jooto」が便利です。
工数計算までしたいチームは、Googleカレンダーやoffice365と連携できる「イノピーエム」がいいのではないでしょうか。
「会社にいてくれないと、部下の業務をチェックしづらい」「他のメンバーの動きが見えないので不安」…テレワークを始めてみたものの、「慣れない」「集中できない」「不安が拭えない」という人もまだまだ多いでしょう。
「モバイル」で手軽に、「クラウド」で費用を抑え、「コミュニケーション機能」で円滑に。
業務効率化と情報共有が図れる多様なツールをチェックして、快適なテレワーク環境を構築しましょう。