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ITトレンドレポート

メッシュ?エッジ?最新デジタル用語はツッコミどころ満載!

ITトレンドレポート

システムエンジニアのみなさま、新しい技術や概念が次々と生み出されるIT業界について、日々トレンドを追いかけてらっしゃいますでしょうか。

さまざまなIT系のテクノロジーについて最新事情のレポートや未来予測を配信している「ガートナー」は、「AIやブロックチェーンは既に幻滅期に入りつつある」といっており、流行りすたりの速さにたじろぐ昨今であります。

そんななかで、「デジタル・メッシュ」「エッジ・コンピューティング」といった言葉が話題になっているのをご存じでしょうか。IoTAIなどのサービス開発に携わっている方や、ビッグデータ関連の情報に詳しい方は、2年前ぐらいからよく耳にする言葉だと思われます。

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デジタル・メッシュ」は、簡単にいえば「IoTAIVRARなどを活用したシステム・サービスをつなぐ網目状(メッシュ)の環境」のこと。

インターネットやインフラと何が違うの?とツッコミが入りそうなキーワードですが、わざわざ新しいネーミングをする最大の理由は、「それらのネットワークがあまりにも膨大で、従来のシンプルなネットワークの概念と一線を画すから」だそうです。

むむ。わかったようなわからないような……。ひと頃、車や家電などの物理的なオブジェクトの仮想モデルを指す言葉として「デジタル・ツイン」という言葉が脚光を浴びましたが、この勢いで“デジタルなんちゃら”がさらに増えそうです。

ちなみに、2019年はロボットやドローン、自動運転車など自律性の高いモノがメッシュに組み込まれる「インテリジェント・デジタル・メッシュ」がトレンドとなるそうです。

5年後には「ハイパー・インテリジェント・デジタル・マイクロメッシュ・エクストリーム3.0」などといった進化を遂げている可能性があります(笑)。

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エッジ・コンピューティング」のほうは、クラウド・コンピューティングが、サーバへのデータ集約による集中処理型だったのに対して、サービス利用者側から発信されたデータは利用者に近い機器やネットワークで処理してしまおう、という分散型のモデルを指します。

「リアルタイム性、高速、低コスト、低リスクが分散型のメリット」といわれれば納得なのですが、「AIが拡張型のインテリジェンスとしてエッジ・コンピューティングに組み込まれ…」などといわれると、「それってメッシュ的な?!」と混乱しつつツッコミたくなるわけであります。

すべては、「モノとシステムとネットワーク」の組み合わせをさまざまな概念で語っているのだという認識なのですが……。

すばやくツッコめるように、もとい、理解を深めるために、デジタル・メッシュがどんな広がりを見せるか、とりあえずチェックしておきましょうか。

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