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ソルクシーズで働く人々

自発的な取り組みが生み出す技術力~若手システムエンジニアの成長ストーリー ④クラウド開発事業部 Aさん

ソルクシーズで働く人々

ソルクシーズのクラウド開発事業部で活躍するAさんは、2021年に新卒として入社し、4年半で6つのプロジェクトに携わってきました。大学では機械システム工学を専攻し、ハードウェアからソフトウェアまで幅広く学んだなかで、プログラミングのおもしろさに目覚めたことが、IT業界でがんばろうと思うようになったきっかけだそうです。

大学で学んだプログラミングが楽しくて、就職活動のときは機械系の知識を活かそうという気持ちは全くなかったです。ソルクシーズを選んだのは、特定の技術に縛られず、幅広いサービスを展開しているところに魅力を感じたからです。人間味が溢れる優しい雰囲気を感じて、ここなら安心して働けそうと思いました

ソルクシーズの社名の由来である「究極の問題解決」にも惹かれたそうです。研修が始まるまでは、学生時代にプログラミングをガリガリやってきた人ばかりなのかと思っていたとのこと。いざ始まってみると、文系と理系が半々で、いろいろな考え方に触れられるのが楽しかったといいます。

クラウド開発事業部に配属され、最初の仕事は販売管理システムの開発でした。「仕様書がなかなか届かない現場だったので、上司に相談しながら手を動かして、仕様書が手に入ってから修正するというイレギュラーな進め方になることもありました」。今できることをやろうという一心で、前向きに取り組んでいたので、臨機応変な対応も苦にならなかったそうです。

その後はテレビ局の選挙特番のプログラムや、教育関連のグラフ作成システム、公的機関のサイトリニューアルなど、多様な業界の短期プロジェクトを経験しました。「選挙特番の仕事は、テレビの画面を通じて自分の仕事の成果がわかるのが楽しかったですね」。さまざまな技術に触れることができ、早期に成果が見える短期プロジェクトの楽しさを実感した日々でした。

Aさんのキャリアの転機となったのは、乳製品会社の財務システムの開発と保守の仕事です。このプロジェクトには2年半携わっており、システム開発を終えた後、保守の業務を担当しています。開発フェーズでは新しい機能を作り込むことがメインでしたが、保守フェーズでは、「不測の事態」への対応が求められました 。

稼働中のトラブルは、いつ起こるかわからないので、システムに関する幅広い知識と対応のスピードが必要とされます

この仕事を通じて、原因を究明する力が格段に向上したというAさん。エラーメッセージを頼りに、真の原因を探り出す作業を続けるうちに、論理的に問題を解決する力が身についたといいます。

最近になってチームに後輩が加わり、指導する立場になりました 。人に教えることの難しさを痛感する一方で、自身の成長につながっていると感じています 。

教えるためには、自分もしっかり理解していなければなりません、後輩への指導を通じて、技術的な理解度がより深まったと実感しています

この仕事のやりがいは、新しい技術を習得できることと、目の前の課題の解決に熱中できること。「もともとプログラムを書いたり、システムの動作について考えたりするのが好きなので、意図したとおりに動いた瞬間に大きな喜びがあります」。今は保守の仕事が中心になっていますが、新しい開発の仕事を心待ちにしているそうです。 

開発はずっとやりたいですね。マネージャーはいろいろなものを見ることができて、楽しそうではあるのですが、上司を見ていると大変そうだなと思います

もうしばらく開発者として多様なプロジェクトを経験し、その後はマネージャーとして活躍というキャリアを描きつつ、実は技術的な領域に関わっているほうがテンションは上がるといいます。

入社する前は、プログラミングの仕事は孤独なのかなと思っていました。ひとりでコツコツ作業するのは好きなので、人と話せなくてもいいやと思っていたのですが、実際に働いてみて、人とものづくりができるのが楽しいと感じるようになりました

現在は生成AIの活用に興味があり、サービスやシステムにどんな形で導入できるかを考える時間が増えているとのこと。

短期プロジェクトを次々に任された後、長期のプロジェクトで臨機応変な対応を求められ、後輩を育てるリーダーへ。与えられた環境を最大限に活かし、そのなかに「チャレンジ」「楽しさ」「学び」を見出すポジティブで柔軟な姿勢が、Aさんの成長を促すエンジンとなっているようです。

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