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ソルクシーズで働く人々

自発的な取り組みが生み出す技術力~若手システムエンジニアの成長ストーリー ③SI開発事業部 Nさん

ソルクシーズで働く人々

ソルクシーズのSI開発事業部で活躍するシステムエンジニアのNさんは、2020年に新卒として入社し、コロナ禍の中、社会人の第一歩を踏み出しました。IT業界を選んだきっかけは、大学時代に経験したインターンシップでした。

高校生の頃からプログラミングに興味があったというNさんは、大学は電気・電子系の学部を選んだのですが、就職活動が始まる頃にはIT業界に興味が移っていました。そんななかで、ソルクシーズの未経験者向けインターンシップに参加。実際にプログラムを組んでみて、おもしろいと感じたそうです。

大学に入ってから4年経って、電気・電子系に対する興味が薄れていました。インターンシップのプログラミング体験は、ロジックを考えるのが楽しかったです

IT関連の数社の面接を受けた後、ソルクシーズを入社先に選んだ決め手は、インターンシップで感じた社風と安定性でした。

インターンシップのときに社員の方々から感じた『居心地よさそう』という印象が大きかったですね。さまざまな領域のグループ会社があって、上場企業として安定していると感じたのも、ここにしようと思った理由のひとつです

入社直後に、コロナ禍による緊急事態宣言が発令され、研修はテレワークで実施。学習していくうえで不都合なことはなかったものの、同期の仲間と直接話す機会を得られず、社会人になった実感がなかったそうです。

研修を終えて、配属されたSI開発部は第一希望。最初の仕事は、債権回収システムの開発でした。研修で学んだJavaの知識をそのまま活かせる仕事で、スムーズに業務に入ることができたといいます。半年のプロジェクトで、システム開発とテストも経験。この頃感じていたのが「テレワークの壁」でした。

仕事はかなりやりにくかったです。研修は自分で何とかできるのですが、業務となるとコミュニケーションが重要です。テレワークだと気軽に質問ができず、質問メッセージの文面を何度も書き直す時間もムダだなと感じていました。現場で先輩の仕事を見て、ノウハウを得ることもできず、効率も悪かったですね

2つ目のプロジェクトは、保険系の会社のペーパーレスシステム。2ヵ月で新機能を追加開発する仕事だったのですが、テレワークでの情報共有がうまくいかず、ずっと同じ自室で仕事をし続ける日々に疲弊してしまったそうです。

部長に頼み込んで、フル出社のプロジェクトに配属してもらいました。3つ目のプロジェクトは、クレジットカードの基幹システム開発だったのですが、いい経験を積める場に入れてもらえたという手応えがありました

ここでは開発の初期段階から参加し、障害対応チーム、性能改善のチームでデータベースアクセスのチューニングといった非機能要件にも携わるなど、幅広い経験を積みました。この仕事を通じて学んだデータベースの記述のノウハウや、システムの構成に関する知識は、その後のキャリアにも活かせているそうです。

プロジェクトを終えてから、データベーススペシャリストの資格を取得しました。成長を実感できる仕事でしたね。マネージャーと直接話せる少人数のプロジェクトで、システムについてわかっている人に鍛えられたという実感があります

現在のプロジェクトは、量販店の受注・出荷システムの開発です。同じ企業のシステムをクラウド化する予定があり、現在はそのインフラ周りの整備作業に携わっています。AWSなどクラウドの知識が不可欠な仕事で、Nさんにとって新たなチャレンジです。

それまではシステム開発や障害対応が中心で、ハードウェアやOSの兼ね合い、AWSなどのサービスについては知見がなかったんです。問題が起きた際の対処が大変そうだなと思いながら、新たな知識を習得し続けています

この仕事のやりがいは、とにかく熱中できること。プログラムを組んだり、問題の原因を考えたりするのが好きで、論理的思考に集中できること自体に喜びを見出しているといいます。

今後のキャリアについては、まだ模索中です。以前にサブリーダーを経験したとき、うまくいかなかったので、マネジメントやプロジェクトの進め方を学んでいきたいと思っています。特定の分野の技術や知識ではなく、いろいろなことを知りたいという気持ちが強いですね。今はクラウド化のプロジェクトに集中して、自分の適性を見極めていこうと考えています

一緒に働いている先輩やチームのメンバーによくしてもらっているというNさん。お客様のオフィスで仕事をしない日もテレワークにせず、田町の本社で働いているそうです。入社の決め手となった「居心地がいい会社」という印象は今も変わらず、自分らしくキャリアを構築しています。

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