ソルクシーズグループで活躍する多様なシステムエンジニアを紹介する「いろいろインタビュー」。第3回は、株式会社インフィニットコンサルティングで業務改革やインフラ関連のコンサルタントとして活躍する永岡さんです。
汎用機やシステムの営業、セールスエンジニア、ネットワーク系企業のセールスコンサルティング、事業会社の音声認識サービス立ち上げ、ビッグデータ関連のビジネスコンサルティングと、最新のサービスに関連する現場を経験してきた永岡さん。
2018年4月にインフィニットコンサルティングに加わったのも、今までと同様に「新しいことをやってみたいという気持ちが強かったから」だそうです。
「製品を売るためではなく、お客様の事業をよくする仕事がしたかったんです。メーカーの色がついておらず、上流工程の提案に特化したインフィニットコンサルティングは、さまざまな仕事ができる場としての魅力がありました」
生産管理の仕組みづくり、RPA導入、見積書のシステム改善、IoT活用など、お客様への提案は多岐に渡ります。
「営業という経歴から出発して、今まで取り組んできた仕事はすべて専門領域といえるレベルまでやってきたので、ITを活用する案件であればかなり幅広く対応できると思います」。
若い頃の飛び込み営業の経験が、「人と会い続ける」原動力となり、新規事業立ち上げの際の組織マネジメントにも活かされているとのこと。事業企画を任された際に、市場分析や予算設計などを経験したことが、今、お客様のサービス改善提案に役立っていることもあるそうです。
「ITをテーマに、いろいろな仕事をやってきましたが、やらなくてもよかったと思うようなことは一切ありません。経験してきたことは、すべて何らかの力になっているのでしょうね」
今、興味があることを聞くと、「感情認識がおもしろいですね。音声や瞳孔などから、人の感情を把握できる仕組みがあれば、介護業界におけるサービスの質の向上や、トラックの運転手の事故防止などさまざまな領域で活用することができます」と即答してくれたのですが、やりたい仕事についての質問には「ない」とひとこと。
「コンサルタントとして、お客様の思いに共感しながらチームワークを大事にして目標に向かうのが好きなんです。私たちの仕事は、あくまでも支援。自分のやりたいことではなく、お客様のやりたいことにコミットするのが基本姿勢です」
何でもやってみたらいい。自分のやっていることに責任を持てればそれでいい。コンサルタントをめざす人に伝えたいことという問いには、そんなシンプルな答えが返ってきました。
永岡さんの紹介をするために、専門を持たないスペシャリスト、あるいはあらゆる領域に対応するIT活用のスペシャリスト…と、肩書きを探そうとすると、
「セールスエンジニアとかAIコンサルタントとか、何でも名乗ればいいんですよ。何の担当か、何が専門なのかではなく、お客様のために何をどこまでできるかが大事なんですから」と、明るく笑い飛ばされてしまいました。