中小企業といっても、社員数百人の会社から夫婦で稼いでいる会社まで、さまざま。
支社があるような規模の会社は、経理や社内イントラなどの仕組みは整備されているでしょう。一方で、ようやく正社員を採用するようになった会社や、本業が忙しくてExcelで書類作成するのが精一杯だった会社は業務を効率化できるソフトやサービスを導入していないところも多いのではないでしょうか。
今回は、そんな中小企業向けに、作業工数を軽減できるクラウドサービスを紹介します。
何といっても煩雑なのは、経理・会計です。社長や営業員が帰社してから処理をしている会社もありそうです。
クラウド型会計ソフトのシェアNo.1※ の「freee」は、経理・簿記の専門知識不要。帳簿作成、請求書発行から給与計算、確定申告まですべて完結できるオールインワンソフトです。
(※ 2016年2月デジタルインファクト調べ)
費用も1980円~3980円とクラウドサービスならではのお手頃価格。スマートフォンで簡単に操作できるのは、外出が多い担当者にとっては魅力でしょう。
ワークフロー管理がラクになるのは、「SmartFlow」。出張申請・精算、備品などの購入承認・発注などの申請&承認業務をスマホでできるクラウドサービスです。
最大の特徴は、画面や操作のわかりやすさ。標準テンプレートが数多く用意されており、使いやすいものを選んですぐに導入できます。もちろんセキュリティも万全。3人までなら無料で、4人めからひとりあたり300円なので立ち上げ直後の会社はコストも作業の手間も抑えることができます。
営業の訪問件数が多く、名刺管理に困っている人は、個人向けのアプリ「CAMCARD Lite」を試してみてはいかがでしょうか。スマホで名刺を撮影するだけで、その情報が保存されるシンプルなサービス。
情報は簡単に検索することができ、やり取りの履歴や画像なども追加で挿入できます。手持ちのPC、タブレット、スマホのどこからでも閲覧でき、営業に向かう前の商談のシミュレーションもできてしまいます。情報管理さえできればいいという人は、無料のこのサービスで事足りるでしょう。
タスク管理。・プロジェクト管理に使えるのが「jooto(ジョートー)」です。ドラッグ&ドロップでタスクを整理できて、Googleカレンダーとの連携やEvernoteへのエクスポートも可能。必要事項を入力するだけでガントチャートも簡単に作れます。
5名までなら980円なので、小さな会社や小規模プロジェクトでもお金を気にせず利用できるのではないでしょうか。
文書管理・ストレージサービスは、株式会社ソルクシーズの「Fleekdrive」を紹介させてください。
セキュアな環境でファイルを管理できるのはもちろん、フォルダごとのアクセス権限設定、ファイル公開用のURL設定、複数のメンバーでリアルタイムコミュニケーションしながらのファイル共同編集など多彩な機能が特徴です。
外部パートナーとファイルのやりとりをする機会が多い企業や、複数の企業が関わるプロジェクトなどの情報管理がスムーズになるクラウドサービス。最低5名利用でひとりあたり500円、月額トータル2500円から使えるので、共同商品開発やコンテンツ制作などさまざまな用途で利用されています。
業務効率化が図れるクラウドサービス、いかがでしょうか。多くのサービスがお試し利用可能なので、気になるサービスがあれば、ぜひ試してみてください。