「仕様」「フラグ」「タスク」などなど、気づいたときには既に口からこぼれ落ちてしまっていた専門用語。忙しければ忙しいほど、オフタイムにも仕事モードの会話を繰り広げてしまいがちです。
システムエンジニアがついついやっちゃう、あるある表現。【家庭編】に続く第2回は、【オフタイム編】です。休みの日に仲間と遊びにいったり、同窓会で昔の友人と話したりするときに、気をつけたい言葉をひととおり舐めて※ まいりましょう.
※おっと、いきなりSE用語を使ってしまいました。。
学生時代のクラスメートに久しぶりに会うと、「どんな仕事してるの?」と聞かれることもあるでしょう。「システムエンジニア」と答えた瞬間、「え?何それ?」という雰囲気になりそうだったら、「コンピュータ関係かな」とライトに流しておくのが無難です。
「SEがコンピュータに強いとは限らない」「あとでパソコンについて相談されてわからなかったらまずい」と、先々のことまでシミュレートしてしまうのがシステムエンジニアの癖ですが、一般社会では「できない」「知らない」といってもいいのです。
こういうシーンでは、正しいかどうかよりも、会話がスムーズに流れるかどうかのほうが圧倒的に大事です。
また、ありがちなのは、カフェや居酒屋で無意識にWiFiをチェックしたり、ホテルでLANを気にしたりして、そこから会話を始めてしまうこと。「セキュリティ大丈夫かな…」のひとことに、誰もついてこなかったら、話題を変える責任はあなたにあります。
鍋を囲んで、「仕切りは誰マター?」「フロー確認していい?」「野菜はデフォだよね」は、誰にでも通用するわけではありません。「肉は殺しとこう」などといえば、「死んでますけど…」と、目に見えないフキダシが一斉に浮かぶのは間違いありません。
3時からやろっか…といわれて「15時ね」といい直すのもやめておきましょう。ましてや「どっちの?」とうっかりいおうものなら、その場にいる全員から驚愕に満ちた視線を浴びることになるかもしれません。
会計の際に、1024円という表示を見て「ぴったり!」と思っても、口に出さない方が賢明です。理由を聞かれたら、絶対に盛り上がらない話をしなくてはならなくなります。「ぬる」「ほげ」はプログラミングをしない人にはほぼ理解不能なので、使うなどもってのほかです。
世の中には、デジタルや数字が紐づかない会話があふれています。聞き返されたら困るのは自分だと肝に銘じて、非日常を愉しもうではありませんか。
以上、SEあるあるを紹介してまいりました。やらかしたことがある…という方は多いのでは?