『超高速開発ツール』GeneXus(ジェネクサス)は自動生成型(ジェネレート型)のシステム開発ツールで、データベースや処理プログラムを自動生成してシステム開発を行います。
※以前の記事もご参照下さい
超高速開発ツールって何?
超高速開発のカテゴリーについて
■GeneXusの生まれ故郷
GeneXusの生まれ故郷は南米ウルグアイです。
ウルグアイは日本ではサッカーで有名ですがそれ以外にはあまり知られていません。
日本の半分ほどの国土面積に約330万人が暮らしています。
横浜市が370万人ですので、それよりも少ない人口がパンパに暮らすのんびりとした国です。
主産業は農牧業ですが、デジタル教科書推進のため国庫で推進用の全デジタル端末を負担するなど、
IT教育に対する関心がとても高まっており、IT産業も盛んです。
この「GeneXus」も、ウルグアイ共和国大学のブレオガン・ゴンダ教授の理論に基いて研究室から生まれました。
■GeneXusの特長
一般的に業務で用いるコンピューターシステムは、大きく分けると、
1. データ入力し、
2. 入力されたデータを処理(加工)し
3. 加工したデータを出力(参照)する
というプロセスから成り立っています。(1.と3.は他のシステムと連携する場合もあります)
システムの利用者からは2.は見えず、見えるのは1.と3.です。GeneXusではこの1.と3.の「ユーザービュー」すなわち、人や外部システムとシステムとの“接点”を抽出してGeneXusに定義します。
*** GeneXusで定義するのは「ユーザービュー」です ***
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そうすると、GeneXusが1.2.3.に必要となる「業務データベース」と「業務アプリケーション」を自動生成します。
*** GeneXusでの開発の流れ ***
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■GeneXusの真のメリットは?
システムを使い続ける上では、時々刻々変化するビジネスに合わせて、システムを保守・拡張していく事が必要になります。その際、利用できるIT技術もどんどん変化していきます。
GeneXusでは、全ての開発資産はIT技術に依存しない「知識ベース」として管理しますので、変化に強いシステム基盤として、企業のビジネスを守る事が出来ます。
GeneXusは銀行業務システムから、スマホアプリまで、大小問わず、各種システム開発の実績があります。詳しく知りたい方は、是非こちらをご覧下さい。