万全なセキュリティと共同作業機能が充実のファイル共有サービス「Fleekdrive」。提供元の株式会社ソルクシーズでは、実際に活用している企業の実態や評価をまとめたレポートをリリースしています。
サービス利用の目的は、1位が「業務効率化」で75%。次いで「セキュリティ強化」が42.3%で、「ペーパーレス化」23.1%、「コスト削減」17.3%と続きます。
セキュアな環境が担保されたクラウドサービスであり、ファイルごとのアクセス制限などで関係者のみの利用を実現できることが、高く評価されているようです。
サービス検討の際に重視した機能を見ると、ファイル共有サービスには安全性が求められていることがよくわかります。1位の「権限設定」が63.5%、2位の「証跡管理」が40.4%。「ファイル配信」が36.5%と高いのは、メールによる誤送信が防げるからでしょう。
「他システムとの連携」「ユーザ画面の操作性・デザイン性」「ファイルのバージョン管理」もニーズが高く、扱いやすさとセキュリティに関する機能が大半を占めています。
月間5,000円~と手ごろな料金で利用できるのも魅力となっており、サービス利用の決め手をみると、「機能」の69.2%を上回る75%で第1位です。セキュリティ40.4%と、操作性28.8%は、現在利用しているツールの安全性や業務効率に疑問を感じている企業の回答でしょう。
導入時の自社の課題を問う設問では、「セキュリティ」(36.5%)、「費用対効果」(32.7%)、「クラウド環境」(28.8%)、「料金体系/支払い方法」(19.2%)という順となっています。
社内で稟議を通す際の方法として、「クラウド環境でもセキュリティやアクセス権限に関する要件を満たしているとプレゼン」「他部門を巻き込んで先に実績を作り、既成事実化」といった事例が寄せられており、他社サービスとの比較情報や具体的な効果などを元に承認を得た部署が多いようです。
活用している部門の1位は「営業・販売」で57.7%、続いて「情報システム部」が38.5%、広報・販促・マーケティングが36.5%。外出先や常駐先からファイルのやりとりをしたい部署が、モバイルで活用しているケースが増えています。
ファイルの種類別は「製品の仕様書・図面・設計書」が51.9%、「提案書・企画書・カタログ」が44.2%、「会議資料・議事録」が40.4%。
実際に活用した効果を聞くと、「業務効率化」(63.5%)、「セキュリティ強化」(51.9%)、「コスト削減」(23.1%)となっています。
具体的な課題解決ポイントとして、「社外担当者との情報共有が促進」(44.2%)、「ファイルの共有化・利用率向上」(40.4%)を挙げている企業が多く、当初の目論見どおりの成果が出ているようです。
「Fleekdrive」に興味がある方、調査結果を見たい方は、公式サイトやブログの調査結果紹介記事をご確認ください。