社歴16年のKさんは、新卒でソルクシーズに入社後、JavaやC#などを使ったアプリ開発の仕事を経験。5年ほど前にクラウド開発事業部に移り、現在は企業向けのクラウド系アプリの開発に携わっています。
そんなKさんとは、「ベンダーは一緒で、案件が別々という環境で仕事をしています」という入社3年目のMさんは、新卒でシステム会社に就職した後、一度は業界を離れて保険の営業に転職。しかしコロナ禍の影響で営業ができなくなったのを契機に、「もう一度エンジニアになろう」とソルクシーズに入社しました。
Mさんに、なぜ営業をやってみようと思ったのかと聞くと、「友人に誘われて、経験しておくのも悪くはないかなと思ったから」。当時はまだ20代前半だったので、失敗してもどうにかなるだろうと思い、チャレンジしたそうです。実際に2年半ほどやってみて、営業よりエンジニアの方が向いていると再確認したのが、転職の理由でした。
「最終的には給与などの条件を見て、ソルクシーズに決めました。もう一社、内定をいただいていたのですが、『うちはゴリゴリの体育会系です』といわれて、ソルクシーズの社風のほうが自分に合うかもしれないと思ったんです。入社して最初の1ヵ月は、経験があったJavaScriptを使う現場に配属されました。それ以降は、現在のクラウドの案件に携わっています」(Mさん)
KさんとMさんが携わっているのは、Salesforce系のシステム開発プロジェクトです。依頼主であるシステムベンダーの下で複数のプロジェクトが進行しており、上流から下流までを一括で担当しています。
「私はリーダーとして入っていて、3名ほどのチームを3つ動かしています。メンバーに業務をお願いして、成果物をチェックして納品するというサイクルです。エンドユーザーのお客様にも毎週足を運び、ヒアリングしたり、定例会のアジェンダを作ったりしています」(Kさん)
クラウド開発に携わる前から、一貫してお客様の期待に応えるWebサービスの提供にこだわってきたというKさん。現在のプロジェクトも「エンドユーザーと直接関われるので、ニーズやリアクションを把握できる」と、やりがいを感じているそうです。
「ひと昔前まで、クラウドというものは存在しませんでした。お客様が社内にサーバールームを持っていて、そこにシステムを構築するのが一般的でした。しかしクラウドが普及してからは、いつでもどこでもシステムを使えるようになった。技術が進化した今、ソルクシーズのなかで、クラウド開発事業部は一番おもしろい部門だと思っています」(Kさん)
一方、Mさんは現在のプロジェクトに配属された当初について、「Salesforceを勉強しつつ、できそうな業務から少しずつこなせるようになっていきました」と振り返っています。新しい仕組みを覚えるのは、常に楽しかったとのこと。Salesforceとクラウドに関する知見が高まった今は役割が変わり、サブリーダーとしてパートナーやメンバーを動かしながら、開発にも直接携わっているそうです。
「Apexのコードを書いたり、コードとにらめっこしたりするのが楽しいですね。プレーヤーとしては、もしかしたら一番おもしろい時期かもしれません」(Mさん)
「コーディング、楽しいよね」(Kさん)
「楽しいですね。でも、いずれはKさんみたいにマネジメントにシフトしていくのかなという気はしています。管理の仕事がやりたくないわけではないので、そこは受け入れるつもりです。お給料が上がったらいいなとという気持ちもあり(笑)」(Mさん)
「私も純粋なコーディングのほうが楽しいなと、個人的には思うのですが、一方で『誰かがマネジメントしなくてはいけない』という気持ちもある。スケジュールがうまくはまったときや、要件定義から入ってお客様の望むものが作れたときには、管理職だからこそ味わえる喜びがあります。そうはいっても、やっぱりものづくりがしたいなとも思う(笑)」(Kさん)
マネジメントの適性があり、リーダーとしての活躍を期待されるMさんとKさんは、それぞれマネジメントと技術者の狭間で悩むこともあるようです。会話が弾む2人は、実は普段から一緒に仕事をしているわけではないといいます。
「この案件では小規模なプロジェクトがいくつも並列していて、Mさんが所属しているのは、私が見ているのとはまた別のチームです。普段は、関わる機会もあまりありません」(Kさん)
「Kさんと対面で会ったのは、先月の新人歓迎会が初めてでしたね」(Mさん)
「すごく微妙な関係なんですよね。ここ数年はコロナ禍で飲み会もできなかったので、Mさんと会話をするのは週3回の社内ミーティングと、月1回の状況確認のためのヒアリングぐらい」(Kさん)
現在もお互いにテレワークが中心で、「今年はまだ2回しか出社していない」というMさん。テレワークについては、「時間を作って家事をすることもあり、自由に働かせてもらっている」と満足しているようです。「寂しさや孤独を感じることは?」という問いには「ないですね」とひとこと。ソルクシーズの社員とは、部活動を通じて交流を続けているそうです。
「ボードゲーム部に所属していて、月に1回ぐらい、同年代の人たちとボードゲームカフェに集まって遊んでいます。プロジェクト外での交流はそれぐらいで、同じ部内にも1~2回しか会ったことがない人がいっぱいいます。でも、会社にいけば温かく接してくれるので、テレワークは難しいとは思わないですね」(Mさん)
同じく「3年ほど、年数回しか出社しない時期が続いた」というKさんは、今年から出社して仕事をする機会が増えています。
「新人の教育を担当しており、隣りでいろいろと教えながら仕事をするために出社しています。今年いっぱいは面倒を見る予定ですが、一人でも大丈夫という状態になったら、そこから先はテレワークですね」(Kさん)
ソルクシーズのいいところについては、「嫌だと感じたり、不自由だったりすることがないところ」というMさん。
「みなさんと話しやすい職場で、これといって不便なことは見当たりません。そういう『マイナスがないところ』が、一番の魅力という気がしています」(Mさん)
「困ったときに助けてくれる人がいるのは大きいですね。上司だけでなく、みんなが声をかけてくれます。プロジェクトの雰囲気や人間関係がいいので、コミュニケーションが取りやすい。これまで転職したいと思うことなく働いてこられたので、いい会社だと思います」(Kさん)
「働き方改革もすごく進んでますよね。以前に勤めていたシステム会社では、夜中まで残業するのが当たり前だったのですが、ソルクシーズに入ってからは全然ない。みんな定時に退勤しています。そういうところも、いい会社だなと」(Mさん)
最後にあえて、「ソルクシーズへの不満はありますか?」と突っ込んでみると、「何でしょうね」とKさん。
「Mさんは、給料がもっと上がるといいですかね?」(Kさん)
「特に不満がないので、消去法でそこにしておきましょうか(笑)。給料は上がれば上がるほどうれしいのは間違いないです」(Mさん)
Kさん、Mさん、ありがとうございました。ソルクシーズの事業やサービスについて知りたい方はもちろん、今回の記事を読んで給料が気になった方も、新卒採用サイトやキャリア採用サイトをご覧ください。