システムエンジニア子育て奮闘記、前回 は妻目線として、30歳を過ぎて結婚・出産し、時短勤務で働くAさんの子育てをレポートしました。
今回は、夫目線。AさんのダンナさんであるエンジニアBさんの毎日を紹介します。「とにかく子どもがかわいい」というBさん。普段から心がけているのは、「奥さんができないこと、手が回らないことを率先してやる」ことだそうです。
朝は子どもと一緒に家族で朝食をとり、夫婦で出社。仕事と子どもの世話で、まとまった時間が取れない夫婦にとっては、通勤時間はコミュニケーションタイムでもあります。
仕事が終わると、奥さんの仕事の状況を確認。自分が遅くなるときは、子どもを迎えにいくのは奥さんの役目ですが、「今日は残業がある」と奥さんから聞けば、仕事を切り上げて19時30分までに地元の保育園に迎えにいきます。
「子どもの面倒は、見られるほうが見ればいいと思っています。“やらなきゃいけない”と肩肘張らないようにはしているかもしれませんね」。奥さんが残業で遅くなりそうなときは、ご飯を作って子どもと一緒に先に食べて、お風呂に入れたりもするそうです。
「子どもと遊んでいる時間がいちばん楽しいので、苦にはならないです。なかなか寝てくれないときは、3人で散歩にいったりします。休みの日に、子どもを連れてドライブにいくのも好きですね」。なるほど。Bさんの平日のスケジュールを見てみましょう。
7:00 子どもと一緒に起床
8:00 家族で朝食
8:30 子どもを保育園に預けてそのまま会社へ
9:30~18:00 仕事
19:00 奥さんが遅いときは子どもを迎えにいく
(奥さんがいるときはお風呂~食事)
(20:00)さらに奥さんが遅いときは子どもと一緒に食事をすます
22:00 子どもをお風呂に入れて寝かしつけ(なかなか寝てくれない…)
23:00 就寝
Bさん家族は、ソルクシーズの時短勤務とフレックス出勤制度を活用。Aさんが時短勤務できる期間を終えると、子どもの送り迎えの時間を確保するために日々フレックス出勤で働いています。
いい保育園が見つかり、会社の制度を使って無理なく子どもと過ごせるため、Bさんは「不満はない」とのこと。システムエンジニアゆえ忙しい時期はあるものの、夫婦で時間をうまくやりくりしながら何とかしているそうです。
Bさんの目下の心配事は、奥さんの健康です。「仕事をがんばりすぎるからか、体調を崩すことが多いので、休むときはしっかり休んでほしいなと思います」。
早く寝てくれ!と思いながら、子どもの面倒をみていることもあるといいます。「子どもは大好きなのですが、悪いことをしたときはちゃんと叱って、甘やかさないようにしています。踊るのが好きみたいなので、ダンススクールに通わせたいね、って夫婦で話しています。」
システムエンジニアとして打ち合わせをしているかのように、淡々と話してくれたBさんでしたが、子どもの将来を話しているときだけは半ば父親の顔でした。素敵です、子育てエンジニア。