コロナウイルスの感染拡大以降、テレワークが一気に浸透し、オンラインサービスのメニューも急速に増加しました。
「週に1度はUber Eatsか、出前館にしようかと悩む」という方も多いでしょう。家にいる時間が増えたことで、「Amazonプライム・ビデオ」「Netflix」などサブスクリプション方式の動画配信サービスも利用者数を伸ばしています。
2020年4月からテレワークを導入したソルクシーズの社員に聞いてみると、何らかのオンラインサービスを使うようになったという社員が増えています。
20代の女性社員の推しは「オンラインライブ」「オンラインお話会」。会場が一体となる盛り上がりを再現することはできませんが、オンラインならではの快適さやメリットもあるそうです。
「リアルと違って、全員が至近距離で観られるのはいいなと思った」
「トイレが混んでいて入れず、ライブの途中で行きたくなるという問題がなかったのは結構大きいです」
オンラインお話会は、ハイタッチ会や握手会を開催していたアーティストが、Zoomなどを使ってファンとトークするコンテンツ。こちらも、「一瞬のハイタッチより長時間のトーク」とテンションが上がるファンがいます。
いずれはライブで盛り上がりたいと思いつつ、今しか体験できないかもしれないコンテンツには、ライブとは違った魅力があるようです。
子どもがいる社員から、やってみたという声が挙がったのは「オンライン帰省」です。さまざまなフォトフレームやアプリを試して、最終的にAmazon Echo Showに行き着いたと語るTさんに感想を聞いてみましょう。
「インターネットにさえつながっていれば、簡単にビデオ通話ができます。子どもが『Alexa, おばあちゃんにかけて』というだけで、実家に設置したEcho Showを呼び出せるのがいいですね。日頃はインターネットを使わない高齢者と快適に通話したい方におすすめです」
オンラインで実家の両親と語り合うだけでなく、「LINEのテレビ電話で近所を両親に紹介しながら一緒に散策した」という社員もいます。昨年の緊急事態宣言以降、今までよりも親とコミュニケーションを取るようになったという人も多いのではないでしょうか。
プライベートでもものづくりに没頭するシステムエンジニアからは、「個人でオンラインストレージを利用するようになった」という声もあります。
データ容量の多い画像データの保存や、紛失したら困るファイルのバックアップなどが低料金でできるサービスが増加。メールを介さず、ファイルの送受信ができるのも快適です。
大抵のことは、オンラインでできるようになりました。オンライン飲み会は当たり前になりましたが、最近はオンラインスナックも増えており、札幌、佐世保、モスクワ、ニューヨークなどのお店にいる気分で飲めるようです(お酒は自前ですが)。
オンライン動物園、オンラインお見合い、オンライン説教…さて、今夜は何を愉しみましょうか、もちろんオンラインで。