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ソルクシーズで働く人々

ソルクシーズの山口部長に聞いた「オトナの資産運用生活」【前編】

ソルクシーズで働く人々

NISAが話題になり始めた頃、ソルクシーズの証券FinTechビジネス部の山口部長に「AI投資をやってみて思ったこと」を語ってもらいました。「情報収集と分析のスピードでは人間はAIに勝てない」「手間をかけずに低リスクで資産を増やしたい人にとっては、いいサービス」といった話を読んで、興味を持った方もいたのではないでしょうか。

あれから2年が過ぎ、風の噂で「山口部長がFXのプラットフォームを使いこなしている」という話が聞こえてきました。なるほど、あの時も「自動売買のロジックを組んで利益が出るかどうか試してみた」と話していたような気がします。その結果はどうだったのでしょうか。さっそく聞いてみると、返ってきたのは意外な答えでした。

FXのプラットフォームに興味を抱いたのは、自分自身でプログラムを組めるというところに技術者魂をくすぐられたからですね。最近は年齢のせいかアグレッシブな投資はしなくなりました。今は世界の株式や債券、リート、コモディティに広く分散投資するファンドを活用しています

FXのプラットフォームでは、自動売買ができるだけでなく、ほしい情報を取得するためのプログラムも書けるそうです。経済や金融商品の動向を見ながら、為替の相場を押さえるための情報収集ツールとして使っているといいます。

もともとは、複数のロボアドバイザーを使って資産運用していました。話題になっていたAI投資サービスはそれぞれどんな特徴があるのか、実際にやってみて使い勝手がいいのはどのサービスなのかを知りたかったんですね

自分の判断でハイリスクハイリターンな投資をするより、AIを活用して手間をかけずに運用したいと思い始めたタイミングで、NISAの新制度がスタートしました。対象商品の非課税保有期間が無期限となり、つみたて投資枠と成長投資枠を併用できるので、多様な投資信託と個別株式を組み合わせて運用しやすくなっています。

今、運用しているファンドもNISAの対象になっている銘柄です。NISAはひとり1口座なので、非課税のメリットを最大限にしようと考えて、ロボアドバイザーで運用していたお金もこちらに移しました。今は分散投資のファンドと株式のみのファンドの両建てで運用しています

投資信託に切り替えて変わったことについて聞くと、「日々の相場や値動きに神経質にならなくてもよくなったので、精神的にはラクになったかな」という答えが返ってきました。AIを活用したファンドは、毎日少額を積み立てていくと、株式、債券、コモディティなどのバランスをロボットがうまく調整してくれます。

長期的な積み立ての資産運用を続けていこうと思っているので、状況を見ながらではありながら、ほったらかしにしています。為替の相場や他のサービスの情報は収集しているので、1~2年経って成績を見て、もっといいものがあれば乗り換えるかもしれませんね

数年前までは自ら情報を仕入れて株式を売買していた山口部長は、複数のAI投資サービスを活用するチャレンジの時期を経て、NISAを活用した低リスクの投信というスタイルにたどり着きました。

「試したいことは、ひととおりやった」という山口部長に、これから資産運用を始める人にアドバイスしてほしいというと、「実は投信以外に、もうひとつあって…」と新たな話がスタートしました。【後編】では、山口部長の投資に対する考え方と、「これまでの投資でもっとやっておけばよかったこと」について語ってもらいます。

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