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現場の取り組み

情シス野郎チラシの裏【73】 IoTチャリンコ

現場の取り組み

【情シス野郎 チラシの裏】は、「情報処理安全確保支援士」資格を持つ情シス担当が、仕事や自らの体験を通して得た知識や技術を、技術面に詳しくない人でも読みやすいよう「チラシの裏」に書くかのごとく書き散らす!というシリーズです。

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数年前に電動チャリを購入した。
(令和でもチャリで通じるのだろうか。念のためいうと“自転車”のことである)

妻にせがまれて買ったのだが、「なーにが電動じゃ。歯ブラシやら孫の手やら、なんでも電動にすりゃいいってもんじゃないぜ?」とうそぶいていた、そんな時代がおれにもありました。

漕ぎ出しも坂道も物ともせず、地の果てまで行ける気がする。もはやノーマルチャリには乗れない。

妻が使っている時には出かけたくないくらいであるが、どうしても出かける必要がある場合にはチャリンコシェアリングを利用することにしている。

我が家の目の前にシェアリングチャリ置き場があるため割とよく使うのだが、非常に便利である。

全て電動で統一されているし、置き場も満遍なく色々な場所に存在している。目的地の近くに置き場がなくて困ることはまずない。返却も予約出来るため、借りたはいいが移動中に置き場がなくなるなんてこともない。

課題をしいて挙げるとすれば設置台数の少ない住宅街で、朝はチャリの取り合いとなり、夜は返却場所の取り合いとなる。そのため、使いたい時に使えないことが時々ある。

あとはみんなサドルが高く、借りるたびに下げなければならない点くらいである。断じておれの足が短いわけではない。サドルの高さ調節も電動にしてもらいたい。

しかし分からないことが2つある。
・いつ誰が充電しているのか?
・どこに何台あるか、どうやって位置を把握しているのか?

まず充電について調べてみると、一部置き場では自動で充電もされるようだが、どうやら基本的には提携業者が飛び回って行っているらしい。

意外にアナログやなと一瞬思ったが、決められた場所に置かないなどルールを守らないユーザーが一定数存在することを考えると、返却時に充電プラグをつながせるようなユーザー任せの運用は難しいのかもしれない。

では位置情報はというと、後輪のロック装置にGPSと通信機能が搭載されているようだ。

たしかにただのロック装置にしてはサイズも大きく、さてはおヌシ何かを隠しておるな?とは思っていた。充電状況と位置情報を合わせてサーバに送信し、それを元にサービサーが充電してまわるという運用のようだ。

このシェアリングは電動だからこそ普及したように感じる。加えてIoTのおかげでスムーズに利用できる点か。ノーマルチャリにお金を払うかと言われれば少し疑問であるし、便利でなければ利用しない。電動チャリとIoTのダブルで波に乗ったサービスである。

我が家もIoTの波に乗り、壊れかけのエアコンかIoT歯ブラシあたりから検討してみようと思う。

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